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黒茶屋

先日、姉と「どこか行きたいね」と話していたら「青梅のレストランに行きたい」と言う。

「青梅のレストラン?今は、寒くない?」と私。

「ほら、昔から、あなたが、時々言っていたところ」

「黒茶屋?」

「そうそう」

「そっか、黒茶屋か~」



黒茶屋は、クッキーの大学時代のサークルの先輩が作った所です。


湧泉を始める前、10数年前によくきたところです。



私が精神的にとても辛かった時に、この先輩によくしてもらいました。



ここを作る時のいきさつをたくさん話してくれました。
楽しそうに。



水車のこと、たくさんの廃材をあちらこちらから集めったってことも。



クッキーのサークルのお仲間たちと集まって学生時代の話、今の話(今では過去になりましたが)に花を咲かせたこともあります。
少し、移動して、秋川渓谷を散策したことも。



姉と立川で待ち合わせ、拝島まで行き、拝島で五日市線に乗り換えて、終点の武蔵五日市までいった。



駅からタクシーで行こうと思っていたが、以前来たとき、駅からそんな遠くなかったような気がしていた。



それで、お天気もよく、少し早く着いたので「歩けるかな?」と駅の売店で聞いてみたら、「30分位でしょうか」と。



おしゃべりしながら、とことこ、歩き出す。



25分ぐらい歩いた三叉路のところに「黒茶屋」の大きな看板があった。

「ここ、ここ。変わってない!変わってない!」



予約の時間まで、庭や、おみやげやをブラブラする。



もしかしたら、先輩に会えるかなとドキドキしながら、名前を言った。
そのまま、離れに通される。
先輩は、数年前から体調を崩しているとのことは、聞いていた。
1%の確率にすがったが、やっぱり無理だったよう。



離れの二人だけの部屋に通された。
それからして、満足、感激。



そのあとの料理はすべて、『美味』

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よくわからなかったので、お昼のコースを頼んであった。
足りなかったら、追加すればいいかな?と思っていたが、十分だった。



『変わってない。いい意味でかわってない。お店のまわりや、玄関、廊下そして料理の味』
先輩が、目をきらきらさせて説明してくれた時を思い出す。



お腹も心も満足し、お庭やすぐ下の秋川渓谷を散策しながら、帰路についた。

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   wisteria

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