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2015年1月 9日 (金)

「うちの子、人見知りで」

というママの悩みをよく聞く。



「自分から進んであいさつしない」
「話しかけられると、お母さんの陰に隠れちゃう」
「一人のお友達とは遊ぶが、大勢の中になかなか入っていかない」といろいろ。



年があけ、4月から1年生になる子を持つお母さんは、今一番心配な時のよう。



そんな時、私はいつも言う。
「大丈夫よ、心配しなくても。子どもは大人になるまで何回も変わるから」と言っている。



自分の息子たちもそうだった。
彼らに聞いてみると又、違うでしょうから面白いのでしょうけど、4回くらい変わったような気がする。



小学校に上がるとき。
第二反抗期のころ。
高校卒業から大学生になったころ。
そして、社会人になって。



あっ、結婚してからも。
じゃ、5回だ。



「人見知り、お母さんの陰に隠れてごあいさつも出来ない」ということは、別の見方をすれば、「大人を見ていることということではないでしょうか?観察力があるということではないでしょうか?」



私が関わってきた学校という社会は、明るく、活発で人懐っこい人間を求めたがるけど、そんな子どもばかりじゃないですものね。
おとなしくて、まわりをじっと観察している優秀な子どもをたくさん見てきた。



自我が芽生え、自信がついてくれば、一人でどんどん歩き出すと思います。



それまでは、お父さんや、お母さんが、あるいはおじいちゃん、おばあちゃんが態度で見せていけばいいのではないでしょうか?
子どもの背中は、両手でそっと支えてあげれば・・・ね(o^-^o)。



「ほら、あいさつして!!」はいらないと思います。
  wisteria

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