子どもの目線
「このカレンダーの『11や12の1』がどうして『Ⅰ』になっているの?」と聞かれた。
2時間施術のお母さんを待ちながら、遊んでいるときに。
5歳の男の子にだ。
来年小学校入学だ。
「えっ?!」です。
よく見ると本当にそうなっている。
「1、2、3というのはアラビア数字と言うんだよ。Ⅰ、Ⅱと言うのはローマ数字と言って・・・」と説明したら「ふ~ん。12月の1はアラビア数字なの日にちの1はローマ数字なのは、なぜなんだろ~う」と。
「ほんと!ほんと!おばちゃんにもわからないな~」
(デザインの問題かしら?カレンダー屋さんに聞いてみないとわからないな~)
この年頃の子どもの観察力は素晴らしい。
彼は、幼いころから鉄道に興味があった。
自分の家から○○線に乗って、△△で乗り換えて、中央線に乗ってきたよと教えてくれた。
お父さんが買ってくれたという西武線の時刻表を持ってきて、「おばちゃん、紙ちょうだい」と言って、紙に駅名をドンドン書いていた。
「おばちゃん、何駅、知っている?」と聞かれたので
「おばちゃん、昔、たまプラザという所に住んでいたんだよ」と言ったら路線図ですぐ見つけ、「たまプラザじゃなく、たまプラーザというんだよ」と直された。
私が、「隣は、鷺沼って駅だよ。う~ん、鷺沼って漢字、難しいよね」と言ったら「西武線の鷺ノ宮と沼袋は書けるから、大丈夫」ですって。
なるほど!!!
すげー!!!(子どもの前では言ってません)
読むのは、ほとんど読めるようです。
足湯の前に貼ってある「年末年始の張り紙」を全部読んでましたから。
先日紹介した、高濱正伸著 「おかあさんのための『男の子』の育て方」のP、208の「電車好きの男の子は成績が伸びる」とある。
なぜなら「数の概念、数の感覚を体感しているから」と。
なにしろ、彼は、素晴らしい観察力と知的好奇心の持ち主だ。
小学校にあがって、「書き順が違う、だとかその字はまだ習ってないから書けなくていいとか、丁寧に書きなさい」の言葉に潰されないで!!と切に切に願ったひと時だった。
wisteria
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