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親業・・・5  あなたメッセージとわたしメッセージ

★「あなた」メッセージ



・やめなさい
・そんなことしちゃいけません
・やめないんだったら・・・
・こうしたらどう?
・いたずらっ子ね
・赤ん坊みたいじゃないか
・人の注意を引こうとして・・・
・どうしていい子になれないの?
・もっとよくわかっているはずでしょ



☆「わたし」メッセージ
(子どもの行動が親に受容できないから、親はどう感じているかということだけを子供に話すこと)



・だれかが膝の上にのぼろうとすると、ゆっくり休めないんだがな。
・疲れているときは、遊びたくないんだよ。
・時間までにご馳走の仕度ができないんじゃないかしら。
・きれいなお台所が汚れてるとほんとにガッカリしちゃうわ。



「わたしメッセージ」のほうが、抵抗や反抗を生むことが少ない。


子どもがある行動をしたから子どもが悪いのだ、というより、その行動が親の「あなたに」どういう影響を与えたかを正直に話すほうが子どもにとっては受け入れやすい。



次の会話も生む。


母:「あなたが帰ってくると、きれいだった居間が散らかるんだから嫌になるわ」


息子:「家の中をきれいにすることばっかり。うるさすぎるよ」


母:「おまえは、私がきれい好きすぎると思うのね。だから、私が口うるさいと思っているんでしょう」


息子:「うん」


母:「そうかも知れないわね。少し考えてみるわ。でも、私のやった仕事が無駄になるのをみていると、がっかりしてしまうのよ」

   wisteria

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