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2014年9月 7日 (日)

ひきこもり500人のドアを開けた!を読んで ・・・2

「幼稚園、行きたくない」
「学校でいじめに合っているいるみたい、どうすればいいでしょう」と相談される。

 

子どもが高校、大学の頃、友人から「高校も大学も行かずにずっと家にいるの、どうすればいい?主人は怒るばっかりで・・・」との相談もよく受けた。

 

小さい子が集団に順応しきれないときや、いじめに合っているときは、無理をしないのが一番とお伝えしている。


いじめの場合は、逃げるが一番とわが子だったらそうする、と思い続けている。



そんな中、この本で児童精神科医の渡辺位(たかし)氏を知る。



氏が唱える『自己防衛説』に私も賛成だ。(「不登校は文化の森の入り口」東京シューレ出版を、今読んでいる)



「ひきこもりは、家庭で、学校社会で、職場で生じるさまざまなトラブルから、とりあえず身を守るために、防衛する行為である」に。

 

それは、転校でもいいし、親に理解があれば、家でゴロゴロ、本やマンガ、ゲームの世界にひたるのでもいいし。
自己防衛なんですものね。

 

そこまでは、私もわかっていた。
でも、長期化した場合どうする?ここ20年近く、色んな立場の中で揺れていた。



40代の人が出てきているという。知人の息子さんも42歳だものね。



親も高齢化し、不安も出てき、金銭の問題も深刻化していると言われている。

 

この本で『受け皿』があることを知った。



『受け皿』に敏感になのは、10数年前クッキーがかかわる会社がスクールを作った時のことを思い出したから。



クッキーは「スクールの卒業生の受け皿のサロンの必要性を主張した」が、社長は理解できず、スクールは倒産。(原因は単純にそれだけではないが)



もう一つ、家庭から出したが、病院の檻の中じゃダメだしね。



自由で、行動を自分で決められて
、周りの目もあり、たくさんの人が関わっていて、専門性もあり、そして、自分が人のためにお役に立てると感じられる場所、それが、ここかもと思えた(実際にこの目で見、経験しているわけじゃないから弱いけど。)

   wisteria

 

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