親業・・・4 受け入れること
ここのところ、世の中では、「褒めればいい」が蔓延している。
私はなんか違うと思っている。
「褒めるんじゃなく、認める」と思っていた。
しかし、この本には『受容』という言葉が多く使われている。
『認める』と『受容』とどう違う?
『認める』ことのなかには、こちら側の価値観が入っているかな?と今思う。
『受容』はまるごと受け入れること、私が認めると思っていたのもそういうことだったつもりだが、実際はちがったかも。
たとえば、「毎日兄弟けんかばっかりだから、怒ってばかり。いやになっちゃう!早く育休が終わってくれればいいのに」
私は、「大丈夫!今が一番大変だけど、10歳くらいになるとすっと静かになるから。子どもはお母さんのそばが一番安心するから好き勝手なことをするのよ」とある意味真実なんだけどお母さんの不安な気持ちには、な~にも答えていない。
「今の仕事を続ける自信がないんです」の友人に
私は、「たいへんだよね~でもどんどん上手くなっているじゃない。○○と△△が不足しているからそちらに力をいれたら?」と言っている。
私、受け入れていないじゃん。
唖然!!!
じゃあ、どういう言葉がいい?
どういう言葉だと受容になる?
上の場合だと
「S君とR君、喧嘩ばっかりなのね?あなたは、怒ってばかりなのね?早く保育園に行ってほしいと思っているのね?」と一度ではなく一つ一つ聞いていけば、少し少し心がゆるんで気持ちが出てくるのではないだろうか?
下の場合だと
「自信がないのね?具体的にどんなところに?」と。
あたりまえだけど私もまだまだ未熟です。
wisteria
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