坐骨神経痛は体内浄化フルコースで
3月後半非常に施術が忙しく、疲労感が抜けない日々が続いた。
腰の疲労感と左右の坐骨神経痛が出て、臀部からふくらはぎまでの痛みで歩くのもきつい。
いつもは自己対応でゴルフボールを使い、殿筋押圧をすれば良くなっていたのだが、今回はなかなか改善しなかった。
見るに見かねた妻が、三水会(足証整体の勉強会)の仲間で、板橋で開業している飯田まゆみさん(板橋区役所近くの「まごころ」という施術店TEL03-3963-0379)に連絡してくれ、出張施術をして貰うことになった。
湧泉の定休日の3月24日(月)の午後、三時間半の施術を受けた。
三時間半というととてつもなく長い時間の施術と思われがちだが、全身の疲れを解消する本来の体内浄化フルコースは、これくらい時間をかけて施術するものだ。
湧泉のメニューでは体内浄化フルコースは120分となっているが、必要な方には延長をお願いしている。
身体全体を副交感神経優位の状態にして、痛みからくる交感神経反射による筋硬直を最小にして、安定持続圧で緩めてゆくことが大切なのだ。
私の場合、臀部の中殿筋、小殿筋、梨状筋、腰部の腸腰筋、腰方形筋、
背部から仙骨までの脊柱起立筋、
ふくらはぎのひらめ筋、太腿四頭筋、ハムスト筋などが、今回の腰痛、坐骨神経痛の主対象だが、足、脚、腹部、腕、首、肩、肩甲骨回り、背部。頭部も施術の必要がある。
仰向けで足から始めて、、脚、腹部、腕、首、頭まで。
次にうつ伏せで肩、背中、腰部、臀部、ハムスト筋、ふくらはぎのひらめ筋他。
横向きで横頸部、肩甲骨回り、腰部の方形筋、殿筋、脚の内外側四頭筋、内転筋、ひらめ筋など。
更に仰向けで、頸部のアーチ牽引法とアジャストで首の調整をし、座位で肩、背,腰の軽い掌打と肩関節の昇緩を行い終了した。
当初は、坐骨神経痛の原因である腰方形筋、中小殿筋、ひらめ筋のトリガーポイントを的確に捉えられると、ジャンプサイン(痛みの原因である活性化したトリガーポイントを刺激されると、電気が走ったようにビクンと飛び上がるような痛みがおきること)があった。
しかし、トリガーポイントを確認した後は、ジャンプサインや筋肉の緊張硬直がおきない程度に五割位に押圧の力を抑えて、長い時間の安定持続圧をかけてもらうと、次第に心地の良い痛みになる。
そのうちに腹鳴(気持ちの良い押圧により、副交感神経が優位になり、胃や腸が動き出しお腹の音が聞こえること)が押圧ごとに鳴り出した。
呼吸がゆったりとなってきて、腹鳴も自動スイッチが入ったように、押圧なしでもリズムカルになってきた。
いつの間にかうとうとと眠りの世界に入っていた。
「先生終わりましたよ」の声で目が覚めた。
施術ベッドから起き上がり、歩いてみると腰も足も痛くない。
その後も辛かった坐骨神経痛は治まっていた。
坐骨神経痛の原因のトリガーポイントは鎮静化しても、再活性化することの方が多い。
再活性化する前に予防の必要がある。
念のため一週間後に再度三時間半の体内浄化フルコースをお願いし、受けた。
4月も半ば相変わらずの忙しさは続いているが体調は快適である。
クッキー
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