父の命日
昨日、1月31日は、父の命日だった。
我が家は仏教じゃないから「何周忌」とかがない。
だから、とんと疎い。
父の家は神道だからそれなりに何かあるはずなんだけど父は何も言わないし、しなかった。
母の方は仏教だからいろいろあったが、父は母の方のお盆や母の両親の○○周忌にはきちんと参加していた。
そんな中、父の葬儀は母の言った「無宗教で」で執り行われた。
父の希望の「自分の教え子が来てくれればいい」を守り、教え子、甥、姪、孫たちにそして近所の方たちに囲まれ、穏やかに旅立っていった。
無宗教ということで、その後の何周忌、何周忌には全く無縁だが、大げさでないが、私たちなりの偲び方はしている。
姉と私で父が好きだった甘いもの、果物などを母のところに持ち寄って夕食を共にした。
何十冊もあるアルバムを見ながら昔話に花がさいた。
(写真が趣味だった父。孫たちを映した8ミリやビデオも山のようにある)
昼過ぎ、私は息子たちに「それぞれの場所でおじいちゃんを偲んでね」とメールを送った。
すぐ、「そうします」と長男から返信が。
そして、夜8時前、次男夫婦から「ウィスキーを飲みながらおじいちゃんの話をして偲びます~」とメールが入っていた。
「酒かよ~」とずっこけながら、そっか、父がウィスキーが好きだったことをちゃんと覚えていたんだ。
娘の私が忘れていたのに。
そういえば、ウィスキーのミニボトルをスーパーで見つけてくれたのは次男のお嫁さんだったっけ。
カサブランカと一緒にずっと祭壇に供えてあったわね。
今どこにあるのかしら?
探さなきゃ。
wisteria
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