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2013年12月22日 (日)

自分に興味のある子に育てたい

お客さまがおっしゃった言葉です。。



中学、高校の男の子のお母さんの言葉です。



自分に興味があれば「将来○○になりたい。その為には△△を学んだ方がいい。それには☆☆大学に入りたい」と自分で探すだろうおっしゃるのだ。



なるほど。



自分に興味があるということは、どういうこと?
自分のことをよく観察して長所も短所も知っているということか?
その上で次の方向を向くことが出来るということか?



自分が子どもを育てている時は、恥ずかしいながら気づいていなかった。
「子どもは自分のことに一番興味をもっている」んですよね。
自分のことを思うとあたり前なんですよね。



なのに大人はどこで間違うんでしょうか?



小さい頃は「自分、自分」です。
エゴイスティック、わがまま。暴君。



そんな時大人は、わがままであることを心配する。
「今、このことを許すと」悪い大人になっちゃうと。
だから、相手のことを考えなさいと言う。



それよりも、何がしたいのかを聞いたり察したりして、子どもの気持ちにより添い、どれだけやりたいことを促していけるだろうか?が親の仕事だろう。と今頃思う。



子どもは歩けるようになり、言葉がしゃべれるようになると、「自分で!自分で!」と言い出し、やりだす。



靴を履く、ごはんを食べる、歩く、etc。etc。



じぶんでやられるとテーブルの上はぐちゃぐちゃ。
手を繋がないで歩かれると危ない、危ない・・・
うー、手が出ちゃう、待ってられない。どうしようもない。



もうちょっと大きくなるとお母さんのお手伝いをしたがる。
粉をこねたり、野菜を切りたがったり、お皿を並べたりと。



そんな時、どれだけ一緒により添えるか?
つい、自分一人でやった方が早いので「あっちで遊んでて」とか「テレビ見てて」と言いがちだ。



それでいて、中高生になったとき「うちの子は手伝ってくれなくって~」というのはそれはないよね。



また、中学生となると、おしゃれに目覚めはじめる。
これも自分に興味がでてきたことの証だと思うんだけど、大人はそう思っていない。



朝シャンして5分から10分ドライヤーをかけて学校に行くのに、カバンの中は上履きと弁当がいっしょくたというアンバランスさに笑ったなあ~



その頃に「べつに~」と言う言葉をよく使い始める。
反抗期なのと同時に自分に興味がもてなくなる年頃だったのだろうか?



書けばきりがないほどあるけれど、自分に興味がある子に育ってもらうためには、大人の側にゆったりした時間と先を見通す力が求められるんでしょう。
   wisteria

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