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2013年10月11日 (金)

きょうだい(姉妹)がいて良かったな

先月半ば、そして先週と母のことでいろいろ変化があった。



先月半ばは母の引越し。
先週は皮膚科への診察。



母にとってこの世で『変化』ほど嫌いなものはない。
「具合が悪ければ、じっとしていれば治る」が信条。
それはそれで一理あるが今までは周りの英断に助けられている。



10数年前の心筋梗塞のときは父の早い判断でそのころの最新のステント医療をほどこしてもらい今にいたっている。



おととしの脳梗塞は電話の声が変!という私たちとそばにいた看護師さんの判断で早い発見で奇跡的に後遺症が残らず済んだ。



嫌いだったらほとけばいい。
でもそうはいかないのよね。



何かあるごとに姉に連絡し、相談しながらやってきた。
姉や妹を持つ友人に「仲がいいね。うらやましい」とよく言われる。



育った頃は、特別仲良しだったとは思ってない。



姉は静かに本を読んでいる優秀な子。
私は外で人と遊んでいるのが大好きな子だった。
今は逆になっちゃった。(人生とはわからない)



学校の先生たちにも「○○さんの妹」としか覚えてもらえなくて。
また「あなたもちゃんと勉強すれば出来るようになるのよ」といつも言われていた。



忘れちゃったけど結婚する頃までは、コンプレックスの塊だった、私。
いつごろだろう、それがなくなったのは。
子育て、旦那の苦労話をするようになってからかな?



姉からすると、親は下の子ばかりを可愛がっているとずっと思っていたらしい。
結婚して数年して両親に「Fちゃんばっかり可愛がって」と言ったらしい。(私は、「参考書も着る物もおさがりばっかり!」と思っていたけど)



その時父は、何も言わずにじっと姉の言うことを聴いていたようだ。
全部言ってすっきりしたのか、姉は「いいけどね」で終わったらしい。



私はその場にいなく、母から聞いたことなので事実のほどはわからないが。



そのことがもしかして私と姉が仲がいいと言われる理由かな?と今は思っている。



老親をかかえていると究極に判断しなくてはいけないことがたくさん出てくる。
一人では背負いきれないことがい~ぱいある。
そんな時電話し、連絡し、出来るときは一緒に行動し、出来ない時は役割分担をする。
それが出来る人がいるってどんなにありがたいか。



今、しみじみ思う。
      wisteria

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