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2013年8月 3日 (土)

遊びの中から学ぶことたくさんあるよ。

いつもお母さんとくる4歳の男の子。
1、2歳の頃はなんでも「あれ、な~に?これな~に?」だった。
今は、お店にあるもの何でもいじる。(「落ち着きがなくって~」とのお母さんの悩み)



そして、足湯の前の棚に置いてある『足型』と自分の足を手にとってさっそく比べる。
(「さわらないの~」と大人は言う)

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彼「変わんな~い」
足湯をしていたお母さんと私「えっ~?」(そんな馬鹿な~という感じで)
(前からよくやっていた、半分というときもあった)



足湯を終えたお母さん、しっかり比べる。
「ほんと!!今、靴、18cm履いているんです」と。
「大きくなってるんだ!」と感慨深そうなお母さん。



それじゃと足型を測ってみる。
19cm。
変わらないわけだ。
発見!!(大人が見過ごしていることってたくさんある)



30cmのものさししかないが、それから二人で(お母さんの施術中)いろいろ測る。
彼の身長、手の大きさ、足浴器の長さ、玄関マットの長さ、などなど。
面白がって次から次へと。(大人はもういいよ~って感じになるけど)



彼は数字に強いからその数をすぐ覚える。
(小さい時からそうだった。トランプの神経衰弱がうまかったり、おはじき、ビー玉をきちんと数え、覚えていたりとか)



小さい頃は、自分から始まって、今回みたいに身の回りのもののあらゆるものに興味がある。
興味のあるものの長さ、重さ、数、大きさなどをいっしょに測ると面白い。
食事の時、家族のお皿を並べてもらうのもいい。
1対1を学習するのにもってこいだ。
「みかん、お母さんと半分こしよう」は二分の一の入り口、分数の入り口だ。



街中の看板を読むのは漢字の勉強の始まりだし。



大人にとっていたずらだと思うことでも「ほら、またいじっている!よりは面白そうね、何かしら?」のほうがずっとずっといいと思うんだけど。



興味があることにとことんつきあう。
お母さんが出来なかったら、だんなさんはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんだっていい。自分の兄弟、姉妹だって。



遊びをどこまで『いわゆる勉強』までもっていけるかが私のテーマだった。
出来たのかな?子どもたちに聞いてみないとわからないけど。



お母さんは、時間がないのよね。
自分もそうだったから、とってもよくわかる。
どっちが大事?と今思ったとき『面白がって、一緒に遊ぶほうが大事』と思うから書いている。
  wisteria

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