「Sさんは、怒らないですから~」
2,3日前帰りが遅くなったので生協でお刺身でも買って帰ろうかな?と寄り、レジでボーっと並んでいたら長男のお嫁さんにばったり会った。
「今から食事?遅くなったわね。S、お腹すかせてるでしょ?」と私。
「Sさん怒らないですから」と彼女が言った。
「怒らないか~怒らないね。確かに・・・」と私一人でつぶやく。
つぶやきながら脳をフル回転して彼の怒っている姿を思い出そうとする。
思い出せない。
年取った?私と自分にちゃちゃいれながらも、怒っているのは「私」の姿(小さい頃のことだけど)
「えっ?じゃ彼はどうしてた?」
小さい頃の彼はパンパなくやんちゃ。(客さんの「やんちゃでwww」なんてちょろいちょろい)
火のついたストーブにすぐ触る。ダメと言ってもまた触る。(こんな時の言葉「何べん言ったらわかるの~(怒)」)
夏休みの工作で思いっきり遊んで提出するときには壊れてた。
など、エピソードにはことかかない。
そんな時、父は、その当時まだ高かった石油温風ヒーターを買ってくれた。
父も怒らない人でした。
疑問があれば「どうするんだ?それでいいのか?そうしたいのか?」と聞いてきた。
「めんどーくせー」と思っても考えざるをえなかった、私。
父が亡くなったとき彼は「おじいちゃんのような大きな人になります」とお棺の中に手紙を入れたっけ。
今でもこのことを思うと鼻の奥がつーんとして、涙がこぼれる。
半年前くらいだったかな?母から聞いた話だけど、Sが会社の若い人のことで「おばあちゃん、時間はかかるけど、人は怒らなくても、こちらのやってもらいたいを根気よく話していけばわかってもらえるよ」と言っていたようだ。(前にも書いたかも知れないが)
息子たちのそばにいると心が穏やかになる。
これを幸せというのだろう。感謝。o(*^▽^*)o
クッキーからはときどき神経逆なでされる言葉をもらうけどwww
wisteria
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