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2012年7月13日 (金)

ていねいな説明・・・2

年金事務所で書きながらの説明を受けながら思っていた。


母が5月に杏林大学医学部付属病院に緊急入院したときのことを。


呼吸困難とまん丸に腫れた顔から尋常ではないと病院に行った。
昼前から検査検査で(待たされた時間もたくさん)集中治療室に入れたのが夜の10時過ぎ。


「次の日の午前中主治医が決まり次第、病状説明と治療方針等を伝えるので来てください」
と言われ帰宅し、緊急呼び出しも覚悟しながら床についた。


こちらとしても経緯を簡潔に説明したほうが良いと思い、
母のそれまでの様子と疑問点をメモって次の日、主治医の話に望んだ。


昨年夏の脳梗塞の説明を受けたときもパソコンの画像を見せてくれながら
丁寧に説明してくれた(鹿児島の病院)


その時姉はさっとノートを出し、シャカシャカとメモリだした。
「わあ、すごい!」
私は照れくさくってできなかった。


でも今回は説明を聞くのは私一人だからと緊張しながら行った。


今回もパソコンの画像を見ながらの説明が始まった。


そして前回と違ったのは説明する先生とその脇でどんどん書いている若い先生がいたことだった。


今、木曜日の夜10時からNHKで「総合診療医ドクターG」が又始まった。
先生の脇で助手らしき人が医学用語を白板にどんどん書いている。
あんな感じだ。


「治療・検査・病状説明用紙」といい、2枚複写になっている用紙だった。
全部終わったら「説明を受けました」と患者・家族がサインしてそのままもらえたのだ。


もちろん、説明医師のサインも。


昨日も書いたが聞いたことがそのまま頭に残らなくなって久しい。
ましてや、聞きなれない医学用語など特に。


その後も2,3日ごとに説明があった。
その時もすべて同じ。


どんなにありがたかったか。
きちんと母用のファイルに今もとってある。


こういう経験をすると『吾が振り見直し』たくなる。
クッキーも説明が好きだ。
最初は自分本位の説明が多かった。


しかし最近はたくさんの人を診てきたことで自分の中でこなれてきたのでしょう。
わかり易い、やさしい言葉を使うようになった。


それがきっとたくさんのリピーターにつながっているのだと思う。


    wisteria

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