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2012年6月24日 (日)

女親の影響

あすの用事を変更しなくてはいけなくなった。
「メールをしなきゃ」と思いながらなんだか気が重い。


「なんて書こうかな?他に伝えることは?」などと家事をしながら頭の中は堂々巡り。


一見明るく気にしてなさそうに見えるらしいが
そこまでに持っていくには自分なりに結構大変。
はっきり言って苦手。


大学生で親元を離れた時、八百屋で「きゅうりを下さい」と言えなかった。
今でも忘れない

そんなこんなで生きてきて60数年、ひとに何か伝えたい時は、
前もって言葉を組み立てる。


だから疲れるのか?
だから初対面の人は苦手なのか?


だから伝えることを必要以上に大切にしたいと思うのか?
だからコミュニケーションを気にかけるのか?


そしてふと思った。
ホームでの母を。


伝えることが下手でまわりの人に理解してもらえてない。
年だから?ずっと家の中ばかりいたから?
いやそれだけではないような気がする。


説明上手な父の陰に隠れてと言おうか助けられてと言おうか
大事なことは父に任せていれば順調にいっていた。


私も説明したり、自分から話しかけるのが苦手だったのでわが子は少しは楽にと願った。
私なりに伝え、サポートしてきたつもり。


彼らが自分たち的にどうなのかは聞いてみないとわからないが、
なんとかやっているような気がする。


気質?自覚?練習???


ないものねだりをしてもしょうがないが
母がもっと母親らしい母親だったら?とふと思った。


そして
子どもたちが小学生低学年の頃のこと
「お母さんなんていてもいなくても変わらないよね」と言う言葉を
ママともたちから聞いた時の父の反応を思い出した。


そしたら、「そんなことはないよ」と一言。
それ以上は覚えていない。
一言だったがゆえに私のどこかにひっかかり続けている。


その時父は
「『母親って大事なんだ。女を卑下しちゃいけない』と言っている」と私は解釈した。


私は父のおかげで大らかな気持ちで息子たちに接することが出来、
女を卑下しないですんでいる。


湧泉を始めて若いお母さんたちと接する機会が多い。
雑事に追われ、それを認めてもらえる機会の少ないお母さんたちに思う。


「お母さんの影響力って大きいんだから。自信を持って、大丈夫だから」と。
(いいも、悪いも。。。)


   wisteria

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