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2012年6月 9日 (土)

足つぼ(リフレクソロジー)との出会い・・・1

本ではリフレクソロジーはここ10年余で、瞬く間に普及し、専門店のみならず、整体、カイロプラテックの施術院、エステ、整骨院までもがメニューに取り入れ、観光地の温泉ホテルなどでもお風呂の近くに足つぼコーナーなどがよく見られます。

 


10年位前から英国式リフレクソロジ-などのスクールビジネスが盛んになり、世の中に多くのリフレクソロジストを送り出した結果です。

 

 

 私がリフレクソロジーと出会ったのはたしか1984年のことだと思います。

 


当時健康機器の販売会社で営業部長をしていました。

 


シェイプアップローラーというフットマッサージ器が、1年ほど前から良く売れるようになり、スーパー、デパートに販売員を派遣して体験コーナーでの販売が、軌道に乗ってきたところでした。

 

 

ある日会社に電話があり、責任者を出せと言うのです。

 


クレーム電話ではないかということで私が代わりました。

 

 

「あんたとこで売てるキカイ、私考えたのと同じ」「売り方ヘタクソ、私教える、会いにきなさい」明らかに日本人ではないと思われる言葉使いで、それでも自信たっぷりの語調が伝わってきました。

 

 

好奇心の強い私は、指定された恵比寿のビジネスホテルにすぐ出向きました。

 

 

やっと探し当てたのは外国人の長期滞在用だと思われる質素なビジネスホテルでした。

 

玄関にある応接テーブルで待っていたのは、やせて眼光鋭い60才位のの男性でした。 

 


官有謀氏との出会いでした。

 

 

官有謀氏は若石健康法の教本を見せて、「この本、私書いた」というのです。

 


その本には「官有謀訳」とありましたが、「国際若石健康研究会」が出したものでした。

 


たずねると、「国際若石健康研究会と一緒に研究したのだ」とのことでした。

 

 

「1年半前から日本で足心道の普及を始めた。

 


政界の有力者が応援してくれている。」

 

誰かと尋ねると、安倍晋太郎元外務大臣とのこと、大物なので驚きました。

 

「台湾の日本代表部の偉い人の紹介で、安倍先生の足を揉んでいる、彼の健康を回復してあげた。




後援会の集まりで何回も講演した。」と言う話でした。

 

 

シェイプアップローラーは、その名の通り、痩身美容機として的場電気製作所という会社が開発したものでしたが、試作商品として展示してあったのを足の健康機として私たちが販売したところ非常に良く売れ始めたものでしたが、バックボーンになる健康法の理論は寄せ集めで、本屋でそれらしい本を見つけては販売トークを作り、販売員を教育していたのです。

 




官有謀
氏の足心道(後に官足法に変更)には非常に魅力を感じました。

 

 

半年後には官有謀氏は高給で会社と顧問契約を結び、恵比寿に足心道相談室を提供され、本格的に足心道(台湾式、後の官足法)の普及を開始したのです。

 

 

そして、その半年後、会社の紹介した文化創作出版社によって、ベストセラーになった官有謀著「足の汚れが万病の原因だったが発売されたのです。

 

 

第一次足の健康法のブームの始まりでした。

 


続きは湧泉の足つぼ(リフレクソロジー)2で述べていきます。

 

2008/04/17                                        

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兄弟仲良く・・・3

二つ目は、違いを認めること

よく考えると「違いを認めて」そして「比べない」と続くのだと思う。

子どもたちが幼い頃、
「なんて違うんだろう!同じ親から生まれてきたのに!」と苛立ったことがあった。
「二人足して2で割ったらどんなに楽だろう」とも。

今思えば、そう考えた私が恥ずかしい。

何億という、いや何千億か?の遺伝子の組み合わせで生まれてきたわが子たち、
神秘的と言ったら大げさだろうか?

次男が高校生だったか、社会人になっていたか忘れたが
「兄ちゃんが音楽やってなかったら、ぼく、やっていたかも?」と何気なく言ったことがある。
「えっ?」で終わりになった会話だったが。(あえて聞き返さない私は何?と今思う)

アウトドアー派の私はインドアー派の長男を心細く思ったときもあった。
しかし、彼の遊びや趣味に寄り添っているうちに自分の知らない世界をたくさん知ることができた。

次男はスポーツ大好き。
小学生の頃は野球場によく行ったものだ。

「子育てって、人生をもう一度味あわせてもらってるのよね」と言った友人がいる。
その言葉は忘れない。

だから、親も一緒に違いにつきあうこと。
これで親もまた広い世界を味あわせてもらえてる。

夫も妻も違うものがいっしょになるらしい。
動物学的に違わないと一緒になろうとしないらしい。

私とクッキーは水と油と言いたいほど違う。
これもずっと悩みだった。

仲のよい夫婦を運動会や文化祭などで見かけるととてもうらやましかった。
でも「動物学的に違わないと一緒になろうとしないらしい。」を知ってからは諦めた。

ごちゃごちゃ悩みはつきない。
でも迷ったとき悩んだとき今一番大切にしていることは、
『主語はだれ?』と自分に問いかけてみることだ。

子どもの場合は「息子にとって一番いいことは何?」と想像力一杯にして考えてみる。
決して親の独断や見栄をいれないこと。

これは、今も続いているし、誰に対してもそうだ。
      wisteria

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