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しゃべりすぎに注意!!

予約していた歯医者に行った。


今日の歯科衛生士さんは前回の人と違った。
新人さんではないがベテランではなさそう。


前回の人が、隣のブースで患者さんとしゃべっているのが聞こえた。


今日は仮歯が終わり新しい歯が入った。


今日の人は先生の指示に従い静かにアシストしていた。


先生が、削ったり調節しながら新しい歯をいれてくれた。
ここで先生の仕事が終わり、
衛生士さんが「歯の周りに付いた接着剤をとりますので痛かったら手を上げてください」と言った。


それまでの間余計なこと一つ言わない。
彼女の作業の間も。


彼女が自分の手に集中している様子が伝わってくる。
そして一度も、ピクリとも痛くなかった。


隣では前回の人がしゃべり続けていた。


足もみ&整体の世界でも同じことが言えるのだ。


クッキーが以前勤めていた会社では『お客さんとはたくさんしゃべれ』と言われていたらしい。
しゃべれる人が上手な人だとも。
社長自身が足もみをしないからそんなことを言ったんだろう。


しかし自分がこの仕事を始めてみるとしゃべっていると
手先そしてお客さんの身体に集中出来ず異変を見逃しかねない。


必要なことは聞き、伝えるが、世間話は少しずつ減らしていくようしている。
(ぶっきらぼうはいけませんが)


以前にも書いたが施術を受ける側もなるべくおしゃべりをしないで
ゆっくりリラックスをしながら受けた方が効果が上がるのだ。


しゃべるとは、交感神経を優位にしないとしゃべれないんだから。


治療を受けながらそんなことを思っていた。


そしてもう一つ余計なことなんだけど
今回の衛生士さんが『自分は患者さんとのおしゃべりが下手なんだ』とゆめゆめ思わないで欲しいなと思ったのだった。
    wisteria

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