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手先の器用さ

友人が紹介してくれた夫婦でやっている医院に通っている。
以前にも何度か書いたかと思うが丁寧なインフォームドコンセントで
技術もしっかりしているので安心して通っている。


ところが、今日の歯科衛生士はひどかった。
歯科衛生士が3,4人いる。
まったく新人という感じではなかったが。


「土台が出来ました。ちょっとつけてみましょう」とグサッツ!!


先生がつける前にやったようだが痛いのなんの!
向きは違うし、先がグサッと歯肉に刺さった。


今までの治療の中で「痛かったら左手を上げて下さい」と
先生に何度も言われてきたが我慢強くない私でも
今までここまで痛かったことはない。


その歯科医院に行って初めて「痛いです」を言った。


「歯の裏までセメントが付いているもんですから」と彼女は言った。
「何???」


そのすぐ後、先生が装着してくれたときは優しく丁寧だった。
指先が柔らかく細やかに歯や歯ぐきにさわる。
先生は日常のことなので気づいていないでしょうけど。


私、この人だから来るんだな。
あの歯科衛生士が先生だったら二度と来ないだろうと思いながら
ふとお客さんが言っていた「湧泉の先生のは指先から気持ちが伝わってくるのです」の言葉を思い出した。


ある時、次男に「あなた施術うまいじゃない?やってみれば?」と言ったら
「僕はお父さんほど根気良くないよ」と言われたことがある。


歯科医も施術家も細かいことを根気良く丁寧にやる仕事であることは一緒なのかもしれない。


私も心がけよう、根気良く丁寧にを。

   wisteria

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