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2012年1月17日 (火)

防災グッズの見直し

阪神淡路大震災から今日で17年だという。


あの日、目が覚め、いつものようにテレビをつけたら、高速道路が横だおしになっていた。
あの時のショックは今でも忘れない。


去年は東日本大震災があった。
「えっ?何これ?いつまで続くの」との恐怖と恐怖、そしてその後頻繁に続いた余震。


3月・4月・5月は風呂に入っていても身構えている自分がいた。
グラグラっとくると身構え,時がいつも止まっていた。


余震を少しずつ感じなくなっても心配はなくならない。
そんな時、

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独立行政法人建築研究所の古川信雄という人が、

「大震災による断層の滑りは房総で止まった。
だから大地震のエネルギーが確実に溜まっている為、
関東地方の太平洋側すなわち房総沖と呼ばれる海域に大地震が来る」
と2011/
12/3発売来の週刊現代で書いているのを読んだ。


今回のことで地球は10年20年の単位ではないと思い知った。
だからこういうこともどこかで信じる。


「備えあれば憂いなし」と昔からのことわざにある。
でも何を備えれば?というのは阪神淡路大震災からの悩みだった。
非常持ち出し用のアルミ製のリュックを買い、防災の日に点検したりしていたがしたが、最後は部屋の片隅に置かれていた。


3.11が起こりこれを使おうとしたが大して役に立たなかった。


それ以来あれやこれやの試行錯誤が始まり
普段のなんでもない買い物、片づけそして外出などで気になっていたのは防災だった。


そんな時本屋でみつけたのが

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        がんばらなくても大丈夫「台所防災術」

 

      坂本紘子廣子・坂本佳奈著 農文協の本だった。

 


この人は阪神淡路大震災の経験者だ。
その時の経験からそして主婦の立場から書いた本だ。


以前NHKのあさイチでペットボトルの水の入れ方やアルミ缶と古い油でコンロを作っているのを見、
ペットボトルは実際やっており、アルミ缶はまねしよう思っている。


電気、ガスそして水道がきていないときの寒さ対策、暖かいもの対策を
サランラップ、アルミホイル、古油そして新聞紙など家庭にあるものを使って具体的に書いてある。
身近にあるものの利用術、満載の本だ。


だから日常の中でどれだけ非日常に備えられるサバイバルとアイデアが試されると思う。
女性目線で、被災者目線で。
気になる方は一度読んで見られたらいいと思う。


私もこの本を参考に「ハンドバックは非常持ち出しセットを兼ねる」を実行している。


三鷹近辺の歩いて自宅に帰れるところにいる時はふだんどおりだが
電車に乗っての場合は2,3日足止めされても大丈夫な用意をしてでかける。


この本を読みながら子どもの頃寝る前に
次の日に着るものを枕元にきちんとたたまされて寝たな~。
今思えばイザの時ようの父母のしつけだったのだろう。


今はぐちゃぐちゃ、ちょっと反省!
   wisteria

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