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2012年1月13日 (金)

不安な気持ちになったら?

13,4年前にパニック障害になったことがある。
それをきっかけに軽い鬱になった。
今思えば更年期鬱と言うのだったのだろう。


薄皮をはぐように改善されてき、
湧泉の仕事をすることで自分の居場所が見つかってきたらすっかり楽になっている自分がいる。


今眠れないことはほとんどないが、ただ、電車やバスに乗る時だけが、今まだちょっと苦手だ。
「途中で気分が悪くなったらどうしよう?」とか、
「トイレに行きたくなったら?」とか。


だから「不安」と言う言葉には無関心ではない。


そんなわけで、おとといのNHKのためしてガッテンの「不眠ストレス緊張撃退」はつい見こんでしまった。


番組では

脳には「背内側前頭前野(はいないそく ぜんとうぜんや)」がある。
この背内側前頭前野は、人や他人の心を客観的に見る機能を持っている場所だ。
つまり、不安とは私たちに危険を知らせる言わば「警報装置」だ。


お酒などで、無理に不安な気持ちを押さえ込んだり、見ないようにしたりすると、
この背内側前頭前野が弱まっていってしまうと考えられている。


研究の結果、長年座禅などのめい想を続けた人の脳は、
通常の人に比べて背内側前頭前野などが分厚くなっているということが明らかになってきた。
これは、神経細胞が増えたためで、この部分の能力が強化されたと考えられている。


そこで、背内側前頭前野を強化するにはどうするか?


まずは楽な姿勢をとる。
いすに座っていても、寝た状態でもかまわない。


そして軽く目を閉じる。

次に、小川が流れている情景を思い浮かべる。
どんな川でもよい。
小川のほとりに座って、ゆったりと流れる川面を見つめているイメージだ。


次に、その小川に葉っぱが流れている情景を思い浮かべる。
何枚でも構わない。


この情景が思い浮かんだら、次に自分の心に目を向ける。
感情や物といったいろいろな思考が湧き起こるだろう。
その湧き上がってきた思考をすっと葉っぱに乗せて川に流してしまう。


この時、無理に流そうとしなくてもよい。
途中で引っかかってもかまわない。
沈んでしまってもかまわない。


その場合は、もう一度すっと葉っぱに乗せて川に流してみる。
いろいろな思考が湧き起こるので、その度に葉っぱに乗せて流すという事を繰り返す。


このトレーニングを1日10分~15分程度、毎日続ける。
朝起きたとき、お風呂上り、夜寝る前、いつでも構わない。


無理をすると効果は得られない。
あまり無理をせずに行うように。


昨年末、寝る前に座禅をしてみようかなと思わせる出来事があった。
でも具体的な方法がわからず
いつかどこかのお寺で座禅を組んでみたいな~と思っていた矢先だった。


見ながら私的にタイムリーと思えた。

  wisteria

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