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90歳の一人くらし・・・3

人のくらしの中で重要な『衣』『食』『住』の『食』『住』は少しずつ変えてきました。

『衣』は今回の体力の変化で大幅に変えざるをえなくなりました。

☆スカートからズボンへ
 昼間はスカートとブラウス。
 夜はネグリジェ。
 のように90歳までズボンを履いたことのない母がズボンを履かざるをえなくなりました。

病院で準備して欲しいと言われたのがパジャマとリハビリ用のTシャツとズボン。
あわてて着やすそうな綿のパジャマを大型スーパーに
そして動きやすそうなスポーツシャツとズボンをスポーツ店に買いに走ったのでした。

退院したら元のスカートとネグリジェに戻るのかなと見ていたら
身体を思いのままに動かせないからかパジャマとスポーツズボンの方が楽だと思ったのかそのまま着ています。

そこで衣類の置く場所を母の動きやすいように大幅に変えました。

お風呂場の近くに下着類を。
それも高からず、低からずのところへ(歩行器から手を離すのが怖いのとしゃごめない)

パジャマ類と朝起きての着替えは洗いがえを含め3セットをベッドの下へ。
リハビリに着ていくものはベットに近い押入れの中へ。

綺麗好きの整理整頓好きだと思っていたが
必要にせまられて見てみると『動線がぐちゃぐちゃじゃん』です。
「体力があった人だから気にならなかったのでしょうね」と思います。

次は新しい場所を確保するにはその場所に入っているものを処分、
あるいは移動しなくてはなりませんでした。
これが結構大変な仕事!!でした。

ここ6、7年、父の介護をしながらの生活でしたので
古いもの、古いけど使えるけどクリーニングしてない衣類、布団類などがたくさんありました。

一つ一つ母に聞きながら分けて、判断しながら棄てるものはゴミ袋へ。
使えるものは洗濯機へ。

ゴミ袋で10袋以上。
洗濯機は母が干せないと分った時点で買った乾燥機付きのものだったので
ポンポンほおりこめば2時間半後にはふわふわのたたむだけの状態で出てきます。

『干す手間がいらない、お日さまを気にしなくていい』にすっかり魅了され
二階のお客さま掛け布団カバー、夏がけなどここ数年洗ってないだろうとおもえるものを
片っ端から洗いました。

気持ちいい!気持ちいい!
今度の湧泉の洗濯機はケチらず乾燥機付きにしようと決めたのでした。

それにもう一つ,
今回の『こっちのものをあっちに、あそこをあけてここに』を嬉々としてやってる自分を見、
『もしかして私パズルが得意なのかも?』な~んてふと思ったりして・・・
(違う!違う!必要に迫られたからやっただけです。ややこしいことはと~っても苦手です。)
     wisteria

 

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