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2011年8月12日 (金)

人見知りのころ・・・1

人見知りとは『赤ちゃんの知恵が発達してくると、いつもそばにいるママや家族と他の人との違いがわかってきます。
ママやパパなど身近な人の顔を見るとにっこり笑ったり、
「アーアー」とか「マー」など、うれしそうな声をあげますが、
見慣れない人が来るとじっと見つめたり、何となく表情が固くなります。
これが「人見知り」の始まり。

人見知りが激しくなると、それまで平気で抱かれていた人が抱こうとしても、
嫌がってママの体にしがみついたり、
離れて住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんに会うとワンワン大声で泣き出したりして、
ママを困らせたりします。

でも、このようにママへの強い愛着を示すのは、赤ちゃんの心に情緒が発達してきた証拠でもあるのです。
また、周囲の人への興味が広がるとともに、社会性が芽生えてきて、
自分と自分以外の人、そしていつもそばにいるママ、見慣れた家族と
それ以外の人の違いがわかるようになってきたのです』

こんな様子は、だいたい7ヶ月くらいから始まります。
終わる時期は人それぞれです。

先日1歳7ヶ月の男の子がおかあさんと来られました。
「どの位待っていられるかな?」が一番気になるところです。

玄関に入ったとたん、ふにゅっと泣きそうになったが、
お母さんのフォローがよく、
さらりと絵本を出し読み聞かせ始めました。

「お母さん、トイレね」と言ってトイレに行きましたが
楽しそうに本に見入っています。

これなら大丈夫と私は思い、
静かに一緒に本を読み始めました。

お母さんはスムーズに施術に入りました。

そうそう、途中でうんちを頑張ってましたけど。
でもぐずるでもなく、又スムーズに遊びに戻っていきました。
(もちろんお母さんにおむつ替えてもらいましたけど)

お茶の時「とっても落ち着いていますね」と私が言ったら
「1歳になるくらいまでは30cmでも離れたら泣いていたんですよ。
幸い一緒にいられたのでいつもくっついていました」とお母さん。

なーるほど、ほーんとに納得しました。
そうなんですね。

彼は遊んでる間、施術室からふと聞こえるお母さんの声にそちらを向きますが
『おかあさんは大事なことしてそう?、僕我慢しよう』のようなそぶりをふと見せ、
また私と遊び始めます。

施術が終わったおかあさんにくっついた時の『いいお顔』は、
今までのみんなといっしょでした。

今日もまた心ほっこりさせてもらいました。
ありがとうございます。

  wisteria

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