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2011年4月30日 (土)

復興に向けた新しい街作り

先週水曜日のプライムニュース(BSFuji PM8:00~10:00)は
「安心・安全な街づくり」日本復興への提言スペシャルでした。


提言スペシャル③のゲストは
建築家の安藤 忠雄さんでした。


東日本大震災復興構想会議議長代理の肩書きでの出席でした。


「安藤さんは建築家だからどういう建物を提案するのだろうか」との興味から見ようと思ったのでした。


2時間番組ですので安藤さんが今手がけている
中国、台湾、韓国そして日本のいろいろな建物の話はありましたが
私が一番驚き感動しそしてブログに書きたいと思ったのは


「福島から青森まで被災にあった場所にはまだたくさんの遺体が眠っている。」
「復興には5年、10年かかる。」
「この場所を鎮魂の森にしたらどうか」
「たとえば、桜の森・こぶしの森・小さな木々などを植える。」
「それは、人々の募金で賄う。たとえば1本一万円とかで」
「皆で育てていく公園にしたらどうか」
「それが88ヶ所あれば88ヶ所めぐりとして四国のような所になればいい。」


「前よりもっと美しい風景を作らないと亡くなった人に申し訳ない」
「建物のイメージはない」
とおっしゃっていました。


「すごーい!大賛成!私も1本買います!」と心で叫びました。


遺体が見つかったとしても心はさ迷うかもしれません。
ましてや・・・
上に重いものを乗せられたらいやですよね。


きれいな花が咲くのだったらいいかもね。
そしてたくさんの人が楽しんで見に来てくれるのだったら
無念も少しは晴れてくれるかしら?
     wisteria

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香りゼラニューム

今年も咲き始めました。

Imgp2070


そしてまわりにはたくさんの蕾がいっぱいです。

Imgp2066


あと一週間位したらベランダ中いい香りに包まれるでしょう。


クッキー&息子たちは「花より団子」ですが
お嫁さんたちは「つぼみプクプク」と大阪の桜の写真を送ってくれたり、うちの株分けの香りゼラニュームの最初の小さな花の感動を知らせてくれます。


おとといの産経新聞に東北地方の瓦礫の脇に満開の桜並木の写真がありました。
一瞬目を疑いました。
川に浮かぶ瓦礫類の脇の桜並木が満開の風景でした。
なんという不条理、でもこれも現実なんですね。


こういう中、自粛ムードを取りやめよう!跳ね返そう!というムードが起こっています。


「我慢している東北の人たちに悪いから・・・」と我慢しようじゃなくて
楽しいことをしながら東北の人たちを応援しよう!と。


「私たちが出来ること」といって大金ではないですがあちこちで募金をしても皆さんに渡っている気配をなかなか感じられないのでこんな活動が出てきたのでしょうか?


ですから、弘前城の桜祭りも行われているようです。


「東北三大(夏)まつり」の青森ねぶた祭り、秋田竿燈祭り、そして仙台の七夕まつりの実施が決まったそうです。


日本全国から、外国からも今までのようにたくさんの人に来て欲しいと言う願いがこもっているのでしょう。


こんな小さな花からでも元気をもらうのですから
東北地方で桜祭りでも楽天イーグルスでもサッカーでもねぶた祭りでも何でもやってみんなが元気になれたらいいですね。


あんな大変なこと忘れちゃいけないです。
でもちょっとくらいは神様も横向いていてくださると思います。
    wisteria

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