元気な様子にほっとしました。
平成15年4月初旬から5月末まで熱心に来店されていたYさん
(当時78歳男性)が再来店されたのが昨年の7月16日でした。
7年ぶりの来店でした。
平成15年は「湧泉」の開店の年です。
当時は「足つぼ」には自信がありましたが、整体は修行中で、
経絡押圧もトリガーポイント療法もまだマスターしていませんでした。
Yさんは左足の坐骨神経痛で歩くのも困難な状態でした。
4,5日間隔で12回続けて「足つぼ」を中心に施術しました。
施術後しばらくの時間は楽になるのですが、
坐骨神経痛の根本改善にはいたりませんでした。
来店が途絶えてから7年後、85歳になっての再来店でした。
「治っていた坐骨神経痛が再発したようだ。
時々脚に力が入らない、そしてしばらく起き上がれない。」
とのことでした。
7年余の整体の修行と数多くの臨床体験で、
知識、施術法、も身につけ、自信もかなり有りましたので、
今回はお役に立てるにだろうと思い、施術に取り組みました。
高齢ですので、強い刺激を避け、ソフトな押圧中心の施術を行いました。
左側の小殿筋に小さなトリガーポイントがあるようでした。
7月20日の2回目の施術では腰には問題はなく、
むしろ首の左側の多くの筋のしこりが気になりました。
7月22日3回目の来店でした。
いつも身なりをキチンとされている老紳士のYさんのズボンにタバコ
の焦げあとを見つけたので、聞いてみると
「いつの間にかタバコを落としてしまっていた」
「左手に力が入らないことがある」とのこと
とっさに脳梗塞の心配が浮かびました。
「出来るだけ早く病院で検査を受けてください」
と強いアドバイスをしたのです。
その後来店が途絶え、心配していました。
今年の3月9日
理髪店から出たとたんにばったりYさんに出会いました。
去年の7月末、病院に行き検査後その場で入院、即手術だったそう
です。
経過もよく、何の障害もなく無事すごしているそうです。
「おかげさまで」の言葉がうれしいでした。
元気な様子にほっとしました。
cooky
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