腹証(お腹の指圧)が効いた!ギックリ腰に・・・その②
バス停まではいつもなら5分で着きます。
しかしその朝は10分は掛かりました。
「慎重に!、慎重に!」
声は出さずとも、自分に言い聞かせながら歩きました。
せっかく良化した腰です、痛みが再度の悪化を招きます。
バス停まであと20メートル、その時バスが来たのです。
バス停に待っていた2,3人はもう乗り込んでいます。
後10メートル足らず、なかなか前に進みません。
諦めかけたのですが、ダメもとでミラーにめがけて手を振ってみたのです。
バスは止まって、待ってくれました。
しかし、乗り込むときも大変です。
「ヨッコラショ!!」
バスのステップの高いこと、高いこと。
腰をかばって、やっとの事で乗り込みました。
「だいじょうぶですか?」
「ゆっくりお席にお着きください」
親切な運転手さんの言葉と、乗客の同情に満ちた視線を集めながら、
ゆっくりと、慎重に座席に腰を下ろしました。
バスの座席で一息つきながら、ここまでこぎつけた事に安堵感を覚え、
今日の施術はナントカやれるのではと希望が持てたのです。
店に着き、開店準備もそこそこに、先ずやってみたのが、
施術が可能かどうか体勢の確認です。
施術椅子に座ったり、立ったり、
施術ベッドの上で腰が曲げられるかどうかetc.。
「よし!いけるぞ!」声が出ました。
幸いな事に最初のクライアントさんは、身体の小さな女性です。
動作にぎこちなさは残りましたが60分の「足つぼ+整体」は
ともかく無事に終りました。
いつもより早めに店に来ていた妻の第一声は
「大丈夫?」
「うん、ナントカなりそうだ」
返事はわざと明るくしたと思います。
二人目の80分施術も女性で、一人目よりもはスムースに終了、
少し腰をかばいながらの施術に慣れてきたんだと思います。
三人目のクライアントさんは男性で、120分の体内浄化フルコース、
ここをこなせば峠は越せます。
無事終りました。
そして待ちに待った1時間の休憩です。
この段階で、7名、延べ9時間余の施術をやりこなす確信が持てました。
そして7名の施術が終るころには、あのギックリ腰はほぼ全快していたのです。
この日なぜか腰痛の方が多く、「腹証」をタップリやりました。
なが~い!なが~い!1日が終りました。
朝、ギックリ腰を起こして直後の妻の「腹証」はすばらしく効きました。
どうしてこんなに効いたのか?
次回ひも解いてみたいと思います。
・・・・つづく・・・・
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