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2010年12月20日 (月)

断捨離(だんしゃり)

12月16日のNHKのクローズアップ現代でこの言葉を知りました。



何?「断」?「捨」?「離」?
漢字からすると何だかマイナスイメージに受け止められます。



見ていくとそうじゃないらしい。
調べてみるとやましたひでこ(山下洋程子)さんが提唱する
ヨガ道場での心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」からきているようです。



「なるほど!」


山下ひでこさんの言うだんしゃり 断・捨・離とは、
『自分とモノとの関係を問い直し、暮らし・自分・人生を調えていくプロセス。
不要・不適・不快なモノとの関係を、文字通り、断ち・捨て・離れ
引き算の解決方法によって停滞を取り除き住まいの、暮らしの、身体の、気持ちの、人生の、新陳代謝を促す』そうです。



テレビを見ながら思いました。
「私ってやってるじゃん。」と。
今のところに引っ越す3年前にこれをやっていたのです。



息子たちの結婚での巣立ち、私たちの還暦。
息子たちの新しいスタートは私たちの新しいスタートでもありました。



自分のこれからを考えながら家の中の荷物と向き合いました。


例えば



・食器類は、クッキーの会社員時代の貰い物をどうするか?「会社の方たちももう来ないし」と洋風なものはリサイクルショップへ。



・お返しの毛布やタオル類は、もったいないと思わずきれいなうちにリサイクルショップへ。結構買ってくれました。安いですが。



・クッキーのスーツは、どうしたかな?まだあるかも??ワイシャツはきれいなのだけを残して三鷹市の古着に出しました。



・私の着物は、両方の母からも集まってきてましたが、今後着ないだろうと判断して和ダンスに入るいいものだけを残して後は古着屋さんへ。



・本類は、ブックオフの人に自宅に取りに来てもらいましたっけ。ダンボールで何箱もありました。



・家具類は、引越し業者さんに引越しのついでに。



・一番始末が悪かったのは私の衣類。買ったときは高かったのにリサイクルショップでは海外ブランドじゃないと引き取ってくれません。とほほでした。(「子どもたちの行事に必要でしたもの」な~んて子どものせいにしてはいけません)



・時間がかかったのは、子どもたちの成績表や作品類。つい見入ってしまい時間ばかりが過ぎ、とっておこうかどうしようかに迷い、又時間がかかりました。
今は、写真にとってパソコンに保存しておくという方法もあるようです。



おおまかはこんなものでしょうか?



還暦を迎えると思ったとき自分の先を結構考えました。(不思議ですね)
ここまで生きてこれたことへの感謝とこれからへの希望を思うと
「自分にとって本当に大切なものとは何?」をいつも考えています。



3年前から私流の「断捨離」をやっていることで
身体は軽く、気持ちはいつも自由です。
    wisteria

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