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2010年12月10日 (金)

「イヤイヤ」の次は「なぜ?なぜ?」攻撃

昨日は2歳から3歳児の「イヤイヤ」のことを書きました。
この頃から始まるのが「なぜ?」「どうして?」です。

「ピーマンはなぜ苦いの?」
「お星さまはどうして光るの?」
「赤ちゃんはどこからくるの?」

どうして?どうして?どうして?

じゃなくても毎日のこの子と家族の世話で手一杯なのに・・・
「そんなこと考えている暇ないよ~!!」が現実です。

私も自分の息子たちの「なぜなぜ」攻撃に閉口した記憶があります。
そんなわけで、ある一枚の切抜きを大切に持っています。
そして「なぜなぜで困るんです~」とおっしゃるお母さんがいらしたらお見せしています。

それは2年(?)ほど前のサンケイ新聞に載った記事です。

書いた方は大阪産業大学教授、なかがわ中之島クリニック院長 

中川 晶さんです。

「ははあ、難しい時期ですね。子どもによって違うのですが、『なぜなぜ』攻撃が激しくなってくるのは子どもの脳が急速に発達している証拠なので、きちんと答えてやる必要があります。
でも科学的にきちんと説明するのも大変ですよ。
だってピーマンはなぜ苦いのかご存知ですか?『虫がつかないように』と軽く答えたら、
『じゃ、なぜナスビは苦くないの?』
『じゃ、イチゴは?』ってきりがないですよね。
こんな時は『一緒に調べてみよう』というのがいいみたいです。
基本的には『なぜなぜ』は楽しいものなんです。
最近の子どもたちは早い時期に『なぜなぜ』を追求しなくなっちゃっていると思うのですが、いかがでしょう?」

そしてこうも提案しています。
「子供さんが、『なぜなぜ』モードになっている時には、あなたも『なぜなぜ』モードになることがお勧めです。
そして、二人で話し合って徹底的に調べること。満足のいく答えが見つかったときは爽快だし、見つからなくても二人で努力したことは、きっといい思い出になりますよ」

子どもは一緒が大好き。
楽しいことも大好き。
大人もそうなんですけど、子どもの前じゃちょっと格好つけちゃってませんか?反省。
     wisteria

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