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2010年11月13日 (土)

記憶力

またやってしまいました。
これで二回目です。

 

三鷹市民カードがないのです。
ANAの介護割引更新申請に住民票が必要なので今日とろうかな?と軽い気持ちで思った矢先です。

 

しまってあるはず!の所にないのです。
実印、銀行印と一緒に袋に入れて重要物としてしまったつもりです。

 

今日は今から洗濯して、掃除して、オリズルランを植え替えて・・・と思っていたことから、脳を別の方に切り替えなきゃいけなくなりそー。

 

「う~~ん」です。
「え~~?」どこにしまった?
心臓どきどき、頭真っ白。

 

しまってあるはずの所のものを全部一つ一つ目でみて手で触ってチェックしました。
施術で触る訓練!訓練!なーんて思いながら。
ポジティブシンキング!ポジティブシンキング!

 

あるはずの所にありません。
パニックになりそうな気持ちを落ち着かせながらもう一度「最後に使ったのはいつだったっけ?」とか
「前なくした時はどうやって見つかったっけ?」など脳細胞を全員集合させながら探す範囲を広げていきました。

 

そして、「こんな所にはないよね、でも?」とひょっと出した缶缶のはしっこにちょこんとあるではありませんか~!!

 

一件落着。

 

30代の頃は「記憶よ、少しは薄れてくれ」言いたい位頭に残る人だったので、
なるべく気にせずに流すくせをつけるようにしたら
その後は坂道をころげるように大切なことも頭にくっついてくれません。

 

先日、醤油を買ってきて戸棚にしまおうとしたら一本あるではないですか。
「えっ?」
ちょっとショックです。
そんなこんなでの今日の出来事。

 

9月22日にNHK1チャンネルの8:15からの「あさイチ」で放送していた
「認知症の新常識、質問ひとつで早期発見」を思い出しました。

岩手医科大学準教授 高橋 智氏は
患者さんたちを20年以上にわたって観察した中から今まであった10項目の検査を改良して


「最近あったできごとはなんですか?」



とのひとつの質問で早期発見出来ると。


又、単なる物忘れかアルツハイマー症かの区別に9割がた気づくことが出来ると言っていました。

 

もうちょっと若い頃は「先に分からなくなった方がラッキ~」と思っていましたが
今日みたいにより可能性が出てくる年齢になると悲しいです。



だから、この先生がおっしゃるように「短期記憶」を鍛え、
好奇心をいっぱいもって「本人の意欲」を下げないようにしませんと。
       wisteria

 

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