楽しいことに蟻んこのように寄って来る子供たち
大人は自分の苦手なことを子供にさせようとします。
自分が苦労したから。
私もそうでした。
誘われた時「公文式の先生になってみようかな?」と思ったのはそんなところからでした。
数学が苦手だったから。
しかし、たくさんの子供たちと接していくうちに
そうじゃないなと気がついたのです。
こんな経験ありませんか?
子供が言うことを聞かなかったりぐずったりした時
大きな声で怒ったりしてもらちがあきませんよね。
そんな時は大人の側がすごーく楽しそうにすると今まで泣いていたりぐずっていたことなんかすっかり
忘れて楽しい方へすっ飛んできます。
「何?何?何?」って。
(犬もそうです)
だからお母さんやお父さんが楽しそうにしていることは
自然に好きになっています。
料理の好きなお母さんの子は料理好きに。
本の好きな親の子は、本好きに。
勉強の好きな親の子は勉強好きに。
何ごとも例外はありますが。
今からは、「お受験」のスタートの時期です。
(準備は1,2年前に始まっていますが)
幼稚園、小学校、中学校、高校そして大学と順番に始まっていきます。
受験のお子さんをかかえたお母さんが湧泉にもお客さまとしていらっしゃいます。
自分の得意分野で子供のそばに「『そっと』又は『楽しく』いて欲しい」と思います。
勉強の好きなお父さんやお母さんは課題を一緒に解けばいいし、
お料理の好きな方はおいしい食事をつくり、わいわい食べてしばしの息抜きにしたらいいと思います。
おしゃべりの好きなお母さんは子供の愚痴を聞きながら一緒に発散するのもいいのではないでしょか。
こつは、いつも子供の側に立つことです。
子供の味方をすることです。
ちなみに私がやったこと、大学受験のときに足を揉んであげたことでしょうか。
湧泉を始める7,8年前のことですが。
(受験って、子供がどうのより、大人の方が所在ないのですよね。本当は。)
wisteria
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