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2010年10月17日 (日)

回数券のプレゼント

若い友人から、「回数券をプレゼントとして買うことができますか?」という電話があった。
「もちろん出来ますよ」と返事をした。
先渡し出産祝いだそうです。


5年ほど前でしょうか「施術のプレゼントはできますか?」と聞かれたことがあります。
その時も「もちろん」と答えましたが『すごくいいアイデア!!』と私たちが教えてもらった感じです。
その時は、バレンタインのプレゼントでした。


それ以来「母の日の娘からのプレゼント」や
旦那さんから「誕生プレゼント何がいい?」と聞かれたので
「『施術』といって今日来ました」という子育て真っ最中のお馴染みさん。


若い友人のお友達は、二人目の子を妊娠中とか。
実のお母さんはいず、旦那さんは子育てにそれほど協力的でないようです。


私の「お母さんたちのセーフティネットでありたい」のブログを読んで電話をくれたようです。


その話を聞き、自分の32~33年前のことが、パーッとよみがえりました。
父や母が助けてくれたとはいえ、近くに住んではいませんでした。
夫はほとんどかかわってくれず、母子家庭状態。
他人事じゃないです。


子供がいると、自分のことはほとんど出来ません。
顔を洗わないで一日が過ぎていることも多々でした。


赤ちゃんを寝かしつけたと思ったら
お兄ちゃん(お姉ちゃん)が「お腹すいたすいた」「おしっこ」などという。


子供が寝ている少しの間に食事つくりやそうじなどをちゃちゃとしなければいけません。
お母さんは休める時がありません。


夜は夜で3時間おきにおっぱいを飲ませたり
寝相の悪い子供たちのためにちょこちょこ起きて布団をかけたり・・・


独身の時からは想像できなかったこと。
育児は、「24時間労働だ!」と思ったのはこんなことからです。
自分を無くさないとやれない仕事です。


でもまだまだ若い。
自分のやりたいこととのハザマで悩むこともたくさんあります。


それでも「親になってわかる、親のありがたさ」と昔から言われますが、
私もそう思いますが、お客さんもよくそうおっしゃいます。
「こんなめんどくさい大変なことてんこ盛りの中でおれ(私)を育ててくれたんだ~」とおっしゃいます。


犬や猫と違って大きくなった時のことを考えたらそう邪険にはできず、
気もいっぱい使います。
親としてどうしたらいいかいっぱい悩みます。


「それが親さ~」と言ってしまわないで何かお手伝いができれば
と思ってくれている若い友人に拍手です。
だから私もお手伝いします。


よけいなおっせかいと思われることかもしれないけど
大いによけいなおせっかいをするべきだと思っています。


こう書いていて思いました。
セーフティネットって『おせっかい』かも知れません。
     wisteria


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