おかあさんたちのセーフティーネットでありたい
2010年虐待事件簿
「わが子の命を奪い取った母親たちの知られざる素顔」
というセンセーショナルな題名が目に飛び込んできた。
婦人公論 10/22号だ
私にも子供の頃があった。
子供にかかわる仕事をしてきた。
二人の男の子を育ててきた。成人しても子供は子供。
子供に関係のあることには敏感だ。
斉藤学(精神科医)さんhttp://www.iff.or.jp/の書籍をとおして「虐待」は今ほど言われる前から知っていた。
虐待に関しては、根が深く複雑であろうことなので軽率に言えないと常々思っています。
又私は、これを書いている橋本公一さんを知っているでもありません。
本文中の「ある大学の先生」というあいまいな言い方が気にならないわけでもありませんが
素直に「そーよね」と思った部分を書いてみます。
その言葉は、「十数年前、虐待の問題にくわしい、ある大学の先生を訪ねた時の言葉が、僕には忘れられません」
「『橋本さん、母親業は本当に大変なのですよ。社会はお母さんを大切にしなければなりません』」
そして
「まわりには、夫はもちろん、親、義父母、友人など心身ともに支えてくれる何重もの“セーフティーネット”が張りめぐらされている。だから子育ては頑張れます」
「本来自分をサポートしてくれるはずの“何か”が切れた時、子への虐待という「理解不能な行い」に走るのではないでしょうか?」
と書かれてあります。
本当にそうです。
社会は母親に冷たすぎます。
少子化になるのは当たり前です。
虐待だって。
じゃ私は?
父、母と言う強力なセーフティーネットがありました。
自分でも地域やPTAで友人と言うセーフティーネットを作ってきました。
じゃ具体的なセーフティーネットのない人は?
むずかしい!!!
(書きたいことは山のようにあります。おいおい書いていきます)
三鷹市子育て支援制度の最初の頃に登録したのはこういう想いがあったからです。
湧泉を始めてこの制度への協力は少しで終わらざるをえませんでしたが、
幸いなことに湧泉は8割がたが女性の方です。
又、施術が妊娠出産という幸せにもつながらせてもらっています。
もう一つ幸せなことに生んだ後もその成長を見聞きさせてもらってます。
そんなこんなの中、施術後のおしゃべりで
「母親業は大変。でもとってもすばらしい仕事です」を
伝えるセーフティーネットでありたいと願っています。
wisteria
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