湧泉も秋の装いになっています
実家に向かうタクシーから見える風景は黄金の絨毯をしきつめたよう。
稲穂が頭(こうべ)をたれ、刈入れを待つばかりでした。
「稲刈りはいつですか?」と私が聞くと
「来月の頭くらいかな?」と運転手さんの返事が。
「台風がそれてよかったですね」と私。
(台風が来たら飛行機は飛ばない?と心配していたものですから)
「今頃のお米がすずめにとって一番おいしいんだよ」
「まだ柔らかいから。」と運転手さん。
「へー」と新しいことを知った私。
三鷹も自然がいっぱいで大好きですが、
地方は暑いながらもっと秋を感じられます。
すすき、キバナコスモスそして色とりどりのコスモスを。
走っていると道端の野菜スタンドに栗が!
そしてぴかぴかのゴーヤ4本が100円で売られていました。
そのわきのバケツには、実のついた紫式部が無造作に入れられてあり
「わ~、欲しい!」の一瞬でした。
秋分の日、友人夫婦のお誘いでランチをご馳走になりました。
車で行くしかない小さな集落に普通の家をちょっと改築した感じの家で、
野菜中心の食事を出してくれるところでした。
口コミで広がっているようで県内からも食べに来られるとか。(私も母にいっぱい勧めちゃったですもの)
食事はもちろんおいしかったのですが、
雰囲気に魅了されました。
特別ホテルのように洗練されているというわけではないのですが
「秋がいっぱい」でした。
そして器の一つ一つが違って、飲んで楽しい!食べて楽しい!
一つ一つが手作りのようなで。
友人夫妻がいうには今まで同じ器に出合ったことがないとか。
窓から見えるのは案山子の立つ黄金色の田んぼの数々。
見るもの見るものに歓声をあげるものですから
友人夫婦に笑われてしまいました。
三鷹にそして湧泉に帰ったらそこは夏のまま。
急いで秋に模様替えしました。
wisteria
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