楽しささがし・・・2
息子たちが幼い頃のことです。
男の子ですから一度や二度言っても聞きません。
でも、私は、親に怒鳴られたり叩かれたりされたことがないので
言葉でわかってもらおうとするのです。
二人を正座させて。
懇々とお説教を始めるわけです。
ここで女といいますか私のいけないところだったのでしょうが、
「そのことだけ」を言えばいいのですが、
ついつい昨日のこと、おとといのことまでひっぱりだして
言いいだすわけです。
正座している息子たちを見て
その当時飼っていたヨークシャテリアの犬が
「なんか面白そう!(兄ちゃんたちなんかいいことするのかな?)」
(人間のつもりの犬でしたから)とちょこんと彼らの脇に座ったのです。
想像してください。
ちっちゃな男の子二人に小さな犬一匹。
一心に私のほうを向いて。
私に絵が描けたらといつも思う瞬間です。
10分位したらヨークシャテリアがすーっとどこかへ
行ったのです
「なんか面白くなさそ~」という顔をしながら。
それ以来、「怒るときはそのことだけ!」を肝に銘じ、
「楽しいことじゃないとつまらない!」を
日々練習し続けている私です。
wisteria
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