本来なら初盆です
おととい私の高校時代の友人で
私の母方のいとこと結婚したK子さんから
2年ぶりぐらいの電話がありました。
K子さん:「ちょっと、相談が」
私 :「えっ?なんですか?」
K子さん:「実は佐倉で叔父さんの新盆はどうするのかしら?
お提灯とか送った方がいいのか悩んでいるみたいです」
私 :「父方は神道ですが、
母は葬儀は無宗教でやったので、
これからもその感覚でいくと思います。
佐倉のお兄さんたちによろしくお伝え下さい」
とお願いして久しぶりだったので
四方山話を少しして、電話を切りました。
生前から父は「大げさな葬儀はいらないけど
卒業生たちに集まってもらって、
昔話や自分の悪口でも言ってくれる会をやって欲しい」
というのがたった一つの望みでした。
卒業生たちも「先生の棺おけは私たちが担ぎます」が
毎年の新年会の話題の一つだったようです。
(父が長生きの為、先に逝かれる卒業生も多いのと、
皆さん高齢になりかないませんでしたが・・)
そういうわけで、母が、葬儀社に「どういう葬儀に?」
と聞かれた時に即「無宗教で」といったのは
私は、最初は「え?」でしたが、
異論はまったくありませんでした。
父がいつも聞いていたクラシックを流し、
父が写してくれた私たちや孫たちの
たくさんのアルバムから葬儀社が映像を作ってくださり
それが流れる中
参列してくださった方々の「父への語りかけ」が続いた会でした。
元同僚の元鹿児島大学学長からの「語りかけ」も
感謝でした。
父はH家の人間ですが、
次男で独立したという自負があるので
いまだお墓もありません。
「姉や私、そして孫たちがお参りに来やすい所に
作ってほしい」いうのが両親の思いです。
ですから、今はまだ、自宅にいます。
宗教的にいろいろあるのでしょうけど
母のしたいようにそっとしてあります。
だから、お盆といっても人ごとだったのです。
おかしいですね。
母の実家の皆さんが
父や母のことを気にかけてくださっていることに
本当に感謝です。
wisteria
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