アレルギー対策(花粉症・アトピー性皮膚炎・気管支ぜんそく)
「40歳からの免疫力がつく生き方」 静山社の
作者、安保徹教授によると
『アレルギーはストレスや過剰な抗原の刺激で起ります。
アレルギー反応は異物を排泄する作用です。
リンパ球の多い「リンパ球人間」では反応が強く出ます。
不思議なことに、アレルギーが発症した時には
血中の顆粒球が増加していることが認められます。
リンパ球とか顆粒球とか見慣れない言葉がでてきましたが、
人間の血液中の白血球の中の種類のことを言います。
健康な状態で調べると、顆粒球は白血球の60パーセントを占めており、
リンパ球は35パーセントを占めています。
(残りの5パーセントはマクロファージと言います)』
安保徹教授は1996年に
白血球の自律神経支配のメカニズムを世界で初めて解明した人です。
ひと頃、「花粉症デビュー」という言葉がはやりました。
今年も新型インフルエンザが下火になったと言うニュースなのに、
インフルエンザの時よりも大きなマスクをしている人を
街中で見かけるようになりました。
そうか花粉症対策か!と思っていると、
お客さんの中にも出てきました。
「鼻水たら~り」「目が痒い!」「くしゃみが止まらない!」の人たちが。
何とかしてあげたい!と毎年、毎年思いながら
施術をしていますが、なかなか減りません。
施術をコンスタントに続けている人は
「今年は花粉の量が少ないようです」と
おっしゃいますが、
ニュースでは相変わらず飛んでいると言っているので
ご自分の免疫力が
知らず知らずのうちについているのでしょう。
思えば、昨年の3月10日に(バックナンバーを見てですが)
「フェークション&ズルズル」という題で
花粉症のことを書いています。
その時、私は、花粉症である彼女のことを
日常は、非常~にアクティブな人なので
交感神経優位な人と書いています。
すなわち、顆粒球優位な人だ思っていたのです。
しかし、この本によると違うようです。
彼女の何を改善すれば根治治療になる?
知人のご主人しかり、お客様のご主人しかり。
安保さんが言うリンパ球体質改善には
①きびきびした生活態度
②炭酸飲料・甘いものをやめる
③戸外で紫外線に当たる
④肥満改善が必要と書いてあります。
皆さん、どちらかというと当てはまらない感じなのです。
ものごとの要因は単純では無いと思うのですが
ここのところ考え込んでしまっています。
wisteria
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