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2010年1月 9日 (土)

おせちは家族の歴史?

暮れになり「お正月はどうするの?」というあいさつがされる時

「おせちを作って家族で祝います」というと

「へー、自分のところで作るの?」と最近よく聞き返されます。



そういう方々はだいたいどこかへ頼まれるのだとか。

でも私の親しいお友達は100102_006

作っている人のほうが多いので

「へー?って言われてもな~」が実感ですが。



それにクッキーは作り、重箱に並べる事を

施術のように楽しんでいるようですし、

息子カップル達も楽しみにしてくれているようなので

当分は作り続けるでしょう?



「おせち」歴史は我が家の食の歴史と言ったら

大げさでしょうか?



大げさですよね(/ω\)ハズカシーィ



東男と京女の組み合わせが

男女の組み合わせで最高だと聞いたことがありますが

我が家は薩摩男と東女です。



この組み合わせどうなのでしょうね?



味付けの組み合わせは結構大変なものがありました。



おせち料理を例に取りますと

お雑煮の味付け、

クッキー家は鶏肉でだしをとります。



私の実家はかつおと昆布だけです。



煮物は1月5日にも書きましたが

クッキー家は味の濃~い角煮、

我が母はさといも、にんじん、干ししいたけ、はすなどを

筑前煮のように混ぜずに

さといもはさといもだけ、にんじんはにんじんだけと

いった具合に超薄味で味付けていました。



頑固な薩摩男、ましてや30数年前のことですから

話し合ってなんてことは皆無でした。



そんなこんなのうちに家族が増え

昔からのおせちは手をつけないのが解り

たとえば、ごまめ、くりきんとん、黒豆、すなますなど。



そして新しく加わったのが

若者らしく、

から揚げ、ひとくちカツ、ぶりの照り焼き、車えびの塩焼き

かにサラダ、さしみ、玉子いくらなどです。



去年あたりからカルパッチョが加わりました。

次男のお嫁さんのお父さんが作って下さった、100102_007

竹の器に盛ってみました

(写真がピンボケですみません)



婦人雑誌などを見ると伝統のおせち料理が

きれいに並べられています。



しかし、どこの家庭でもそうでしょうけれど、

先祖代々伝わっているもの、

それと同時にその家庭家庭に伝わっているものに

結婚ということで

それぞれがミックスされて新しいおせち料理が

出来上がっていくのでしょうね。



息子カップルたちがおいしい!おいしい!と

言って食べてくれているのを見ながらそう思ったのでした。



我が実家からのものは、お屠蘇を祝う風習です。



焼酎で産湯を使った?クッキーらしいですね。



お酒の伝統ははずしません。



今年は、越乃影虎に屠蘇散を入れて

三ヶ日いただきました。



角煮もクッキーの母が作っていた頃よりは

ず~っと薄味になっています。



結婚するまでは、料理は好きではなかったですが、

毎日3食、いや彼らが中高生のころは

5,6食位作っていたおかげで好きになりましたね。



「食」は生きることの基本ですし、

みんなでわいわい食事をすることほど

楽しいことはないですものね。

      wisteria

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