美術館めぐり
「美術館めぐり」と書いてはみたものの
「めぐり」とは?の疑問が。
広辞苑で調べると①あるもののまわりをまわること
②ある順序に従って移動すること
③かこいの垣や塀とあった。
ニ箇所行っただけだからめぐりではないか~?
と思いながら書いています。
検診の結果ご褒美というわけではないのですが、
お客さまから目黒雅叙園でやっている
それを持って、心晴れやかに目黒へGOでした。
東京都の有形文化財で、
昭和の保存建築・百段階段の脇にある部屋部屋に
蘭と菊を中心にいろいろいけてありました。
おしゃべりに夢中な同世代の女性達やカップルそして
こういう場には見かけそうにない背広姿の中年男性などの中で
一人、ゆっくり見てまわりました。
黒漆に蝶貝などをはめこんだ螺鈿、色鮮やかな彫刻、
そして、衣紋かけにかけてあるたくさんの打ちかけも
ゆっくり堪能させてもらいました。
来年の春の「百段雛まつり(1月29日~3月3日)」
のカタログをもらい、雅叙園を後にしました。
この百段階段に華麗なお雛さまが並ぶ姿を想像しながら
是非来たいものだと思ったのでした。
そして、せっかく来たのだからと駅をはさんで反対側の
白金の庭園美術館に行ってみようと思い立ちました。
7年程まえクッキーの友人の奥さんたちと来て、
もう一度見たいとずっと思っていたのでした。
この日この時突然思い立ったので
何をやっているのか知りませんでした。
道路の街路樹に「日本磁器ヨーロッパ輸出350年記念、
パリに咲いた古伊万里の華」というフラッグが。
急にわくわくした気持になりました。
一粒で二度おいしいの感じと言ったらいいでしょうか?
350年前の1659年、
江戸時代に有田で焼かれた日本の磁器は、
オランダ東インド会社を通じてヨーロッパ各地に運ばれて
いきました。
ここから古伊万里の歴史が始まります。
以前は美術館等に行ったら「わ~きれい!!」が主だったのですが
最近はなぜ?や歴史が気になるようになりました。
日本が世界に誇る磁器に見惚れ、
何故今、日本に?をすこ~し理解出来た気分になり、
お庭でちょっとぼんやりして帰路に着きました。
wisteria
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