アトピー性皮膚炎
「奥さんの言う病院に行ってきましたよ」
「えっ?」と私
「ネットで調べて、実際に行ってきました」
又「えっ?」と私
1週間ほど前のお客さんと私との会話です。
不定期ですがずっといらしている方です。
子どもを預けられない時は
前もって連絡があります。
ですから2,3回連れて来られているでしょうか?
アトピーだからなのか
お母さんの施術中、抱っこしていて
眠くなるととてもかゆいらしく
ぐずっていました。
切なくてたまりません。
その時、背骨の脇のところを
そっとずっとさすっているといつのまにか
寝てくれたのです。
この背骨の両脇つぼは
痛みがあったり、胃の調子が悪かったりしたときの
私のお気に入りの場所です。
火がついたように泣いている子どもに
何ができるかしらと
必死で考えた結果です。
アトピーはとっても難しいです。
友人の子どもさんや
以前勤めていたところでの
子どもたちの姿やお母さんの話から
当事者は半端じゃなくたいへんだ
ということは知っていました。
前回は
「自分も忙しいし、
保育園でも湿疹がでないように
薬を塗ってくれるよう言われるので
信頼できる皮膚科の先生と相談しながら
少しずつステロイド入りの薬をぬっています」
と申し訳なさそうにおっしゃっていました。
私は余計なことは言わず
私が出合った本
「アトピー治療革命」 藤澤重樹著 永岡書店
から 藤澤重樹先生のホームページを
メモ書きしてあげたのでした。
この先生はインターネットで
全国のアトピーに悩む人たちの相談に
のっていることを
それこそネットで知ったものですから。
この先生は、
「古来の生活を取りもどすことが、
アトピーの治療につながるー」と書いておられます。
また「いろいろな因子が複雑に絡み合って発症する疾患ですから、
一概に原因を特定することは出来ません。」とも。
ステロイドにかわってモクタールという昔からある薬を
使いつつ脱軟膏をめざしてもいます。
現代人の食生活、極度の清潔志向やストレスなどに
原因があるとも指摘しています。
なにはともあれびっくりしました。
実際に相談に行くことほど強いものはないと思います。
母の子を想うことの強さですね。
今彼は藤澤先生の薬をそれほど使う必要もなく
保育園で外を元気に走り回っているようです。
感激した出来事でした。
wisteria
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