« 2009年6月27日 (土) | トップページ | 2009年7月 4日 (土) »

2009年7月 2日 (木)

世の中変わってきていると聞いていましたが・・・

先日、二人の中学生の子どもを持つ友人と話す機会がありました。



「○子ちゃんも中学生になり一安心ね」と私。



「う~ん??」とはっきりしない感じの彼女。



難しいお年頃に突入か?



うちの子供たちが中学生の頃(20年ほど前)は

学校からの連絡は紙か連絡網にそっての電話連絡でした。



おたよりが届かず

カバンのそこからくちゃくちゃで出てくることが

何度あったことでしょう!



自分に都合の悪そうなことは手元でストップ!

ということもあったのでしょうね、きっと。



それが今は各家庭にパソコンを通じて、

あるいは、子どもに直接、携帯メールで届くそうです。

(新学期の提出書類にメールアドレス必須?)



明日持ってこなきゃいけないものもパソコンで。



「えっつ?」です。



平成15年5月に成立、公布され、

平成17年4月から施行された個人情報保護法から

小・中・高校の名簿がなくなったり

電話連絡網がなくなったりして

自分の子の友達のことが

ほとんどわからなくなったと聞いたことあります。



学校と家庭という縦のつながりは健在でも

家庭と家庭、友達同士のつながりが希薄になると

何かと困るのではないでしょうか?



わが子の時は固定電話で、一度は親を通したので

交友関係はなんとなくわかっていましたが、

今は直接携帯にですものね。



友だち同士のつながりがあったとしても

顔を合わせての会話より、

メールでのやりとりが盛んだとか。



友人は子どもさんに

「『A君にはその言葉を使ってもいいけど、B君は繊細だから

使っちゃだめよ』って言うんです。」と言っていました。



「そうなんだ~」



友人は若いけど気配りの出来る人です。



彼女だからそういって子どもたちと接することが出来るけど

そんな人ばかりじゃないでしょうからね。



そして学校の親対象の集まりのほとんどは

『ネット社会を親がもっと知るように』がテーマのようです。



「いじめと言ってもちょっと前までは

すり傷作った、制服がよごれている・・などを

チェックしていればよかったけど

今は、ネット上のいじめは形が見えないから難しいです」

とも言っていました。



そして、「夜9時以降は携帯電話を部屋にもっていかない」が

両親との約束だそうです。



わが子の時もそうでしたが

中学・高校のときが一番難しいでした。



そのときが、親の踏ん張り時だったような気がします。



何を言っても「あ~」とか「う~」とかでしたが

それでも親として伝えたいこと伝えなきゃいけないと

思ったことは話してきたつもりです。



そして、年にほんの2,3回ですが

何かの拍子にそのときに思っていることを

しゃべりだした息子たちにつきあって

夜中まで話したことがあります。



話すことで彼らが何を考えているかが

わかりとても安心したことを覚えています。



フルタイムで仕事を持っていなかったから出来たこと。



子どもを送り出したら寝ていればよかったのですから。



体力的に彼らにはかないませんもの。

       wisteria

| | コメント (0)

« 2009年6月27日 (土) | トップページ | 2009年7月 4日 (土) »