料理上手は施術上手?
3年ほど前に湧泉でリフレクソロジーの資格を取った人がいます。
お母さんがいつも来てくださっていて
お母さんの奨めで習うことになりました。
クッキーが教えて、私の足が練習台。
反射区に入っているか、圧の具合はどうかを
本人にリピートします。
その当時彼女は大学生でした。
大学生活が忙しいらしく
湧泉で習いながら覚えるというかんじでした。
でも、手の感じがとてもいいのです。
包み込むような柔らかな感覚。
この仕事で一番大切なのは、
『手あたり』だと思います。
人当たりがいいと言う言葉がありますが、
施術は手当たり・・強すぎず、固すぎず、冷たすぎず、
ゆったりと包み込むような安心感のある手が大事かと思っています。
彼女にはあったのです。
「何か作るの好き?お料理とか?」
と聞いたらよくケーキを作ったりするとか。
な~るほどと納得しました。
たぶん今のところはこれを仕事にはしないでしょうけど、
「自信を持っていい」と伝えました。
以前のブログにも書きましたが、
会社員時代のクッキーは、一年の半分は出張でした。
だから湧泉を始めた頃
こんな狭い部屋の中で息苦しくならないかしら?と心配しました。
「料理と一緒だよ」と言われた時とても安心したのを覚えています。
次男のお嫁さんもリフレの資格をもっています。
(偶然なんですけどね)
以前は働いたことがあるようです。
彼女も料理好きです。
工夫好きです。
先週彼らの誕生日祝い(2人共6月生まれ)に出張サービスをしました。
クッキーがステーキを焼くのが我が家の子ども達へのお祝いです。
(外で食べると高いので)
クッキーが下ごしらえをしている脇でアシストしながら
楽しそうにメモったりしていました。
『好きなんだ~』とシミジミ思った瞬間でした。
もう一人同じ年頃のお客さんで、普通の会社員で、
朝早くから夜遅くまで働いているようですが、
時々ふらっときて、施術の後
クッキーと
「○○の料理には××のソースが」とか
「**には、☆☆を加えたらいい」とか
料理談義、酒談義の好きな人がいます。
料理すること、何か作ることの楽しさを
おばあちゃんやお母さんからしっかり教わっている人たちです。
今、私はこの二人にたくさんのエネルギーをもらっています。
楽しい『気』の交換とでも言いましょうか。
梅酒作り、ぬかずけ、ポプリ、植木のこと・・・
工夫の楽しさ、手の大切さ。
あるお客さんにこんな事を言われた事があります。
「いろいろな所にいきました。
終わりの時間が近づくとと施術する人の気持ちが離れていくのが
手から伝わってくるのです。
湧泉ではそれを一度も感じたことがありません。
最後まで私のためだけにやってくれていると伝わってくるのです」
と言われたことがあります。
びっくりしましたと同時に怖いな~と思いました。
そしてありがたいなあ~と気をひきしめました。
wisteria
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