な~にもかわらないー
お店にくる前に
スパティフィラムの植え替えをしました。
状態のよくない(枯れるでもなく花が咲くでもなく)
8号鉢を2鉢、一つに植え替えてみようと
突然おもいたちました。
いつもはニ年位に一度植え替えしているのですが、
その時は、鉢から抜くのが大変なくらい
根がしっかり鉢中にまわっているのです。
それが今回はスルッ、サラッ、と抜けたのです。
これじゃ枯れはしないけど大きくならないわけだ。
古い土をはずし、鉢をきれいに洗い、鉢底石を入れて・・・と
植える作業をしました。
8号鉢なので、思いがけず土がいります。
労力もいります。
これは、水芭蕉のような白い花を咲かせます。
そして、可憐さとはうらはらにけっこう丈夫です。
葉がくたーとなってから水やりをすればいいのですから。
日当たりと、気温10℃位(以上)があれば、
私のようなずぼらでも、育てることができてきました。
10年ほど前は6鉢位を一気に植え替えて
12鉢位になったりしていたのですが、
今は1鉢で「ふー」です。
「やーっと終った。」と腰を伸ばしやり終えたスパティラを見ると
そこの景色は?、初めと何も変わってない~
ええ~?
あんなに一生懸命にやったのに外からは何にも変わって見えない。
この感覚、以前どこかで感じたことが???
そう、家事。
朝、家族を送りだし、
洗濯をし、そうじをし、ふとんを干し、買い物をし、
そして食事をつくり夕方や夜、家族を迎えます。
シーツなど大きなものを洗っても
家じゅうすみずみまできれいにしても
家族が帰ってくれば、すぐ散らかってしまいます。
食事つくりも1時間くらいはかかります。
でも、食べるのは「あっ」という間。
だーれも褒めてはくれません。
やって当たり前と思われているのが家事。
でも、な~にもかわってないように見えるけど
なくなるととっても大変なのが家事だと思います。
家事も植物の植え替えも
褒められるためにやるわけではないけれど
「きれいになったね」「気持ちいいね」「おいしいね」
の言葉がちょっとでもあれば、身体の中に
エネルギーが満ち溢れてくるのだと思うのですが。
wisteria
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