譲るもの
先週実家に帰った時
押入れのかたづけの手伝いをしました。
足腰が弱る前はかたづけ大好きな人でしたので
手伝ったことはほとんどありません(?)でした。
「棄てなきゃ!棄てなきゃ!」と言いながらなかなかです。
私たち年代が集まると親の話になり
ごみの山になった実家のかたづけをするという話もよく聞きます。
日常のゴミはきちんと棄ててあるので良しとしましょう。
かたづけはするけど又そっくりそのまましまい込む世代です。
ここ30年引越しをしてないのでなおさらでしょう。
日常のもの、趣味のもの。
年をとり行動範囲が狭くなると
使っているものも限られてきます。
孫達がお嫁さんを連れて行くようになると
「○○をあげたい。××も貰ってくれないかしら?」
と私に聞きます。
私は「絶対ダメだからね!断れないんだからね!」
と言っていたのですが、
ある日長男のところに見慣れた古い扇風機が。
黒いエナメルの靴が。
「ええっ?」と聞いたら
「レトロだから。サイズがあったから」とあっさりしたものです。
お嫁さんのN子さんは写真が趣味のようです。
父は中学時代からカメラが趣味で、
ヤフーショップに出せば高く売れるのでは?
というようなカメラもあるようです。
面倒くさがりが揃っている我が家での行き場が出来ました。
「もったいない」の気持ちがあるので
貰ってもらえるとわかると手放すことができるものです。
母の食器類もずっと気になっていて、
でも喪失感につながるかもと思い、知らん顔をしていました。
今回次男のお嫁さんがお料理が好きだと分ると
早速食器類をあげようかな~と母は密かに思っているようです。
実際にあげないにしても整理しようかな?
と思ってもらえればラッキーです。
京都旅行で買ったきれいな細々したものがあります。
2年前引越しをしたとき、
自分の越し方行く末を考えながらいろいろなものを整理しました。
これから自分はどんな人生を過ごしたいのかな~?
過ごすのかな?と思いながらしました。
そして、物はもういらないって感じでしょうか。
私には譲るものはないけれど家族が増えたことで
趣味や興味などの新鮮な空気が入ってきたのは素敵なことです。
wisteria
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