首を治せば病気が消える
今月の三水会は『首』がテーマでした。
今年のテーマは『経絡』です。
「首を治せば病気が消える」 松井孝嘉著 ワニブックス
の本を紹介しながら、経絡からのアプローチはもちろんですが、
以前学習した筋肉のおさらいもしました。
著者は、東京大学医学部卒の脳神経外科医ですが、
外国でのいろいろな研究の後
四国で20年間ムチウチの研究をするなかで
不定愁訴類は首こりからくるのでは?
ということからこの本を書いたようです。
3年前の今頃、整体の資格をとる勉強をしていました。
もちろん全身なのですが
首、腕、そして手の施術は特に衝撃的でした。
いわゆる交感神経と副交感神経の関係、
いわゆる自律神経の問題です。
若い頃から、何かの不都合を
医者に訴えると「自律神経失調症ですね」
の言葉でかたづけられていました。
よくわからないまま『私は自律神経失調の女なのね~』と思っていました。
若い頃からめまい、肩こりでしたし、不定愁訴だらけでした。
授業の中で、前頚部を押圧することで、
緊張が軽減され、首こりがとれるということを学習しました。
それ以来、緊張すると耳の下がキーンと張るのが
わかるようになり、
なるべくそういう事態にならないようにしながら、
キーンときたら、耳の下、前頚部を押圧するようにしています。
バスを待ちながらとか、電車の中でとか。
(今なんか、まさにそうですが・・・)
お客さんで、電車に乗るとトイレに行きたくなると
いう方にもこの方法を教えて喜ばれた事もあります。
先日、口が開かないという友人に
この方法を教えたら、次の週には「大丈夫でした」と。
教えた私の方がびっくり!
本人が気がつかないうちに首が緊張して、
首の筋肉に異常をきたすのでしょう。
この本の中にうつのことも書いてあります。
友人の息子さんでここ6,7年うつで苦しんでいる人がいます。
家族も大変です。
(本人が一番大変ですが)
先日お客さんから
「施術でひきこもりは何とかなりますか?」と聞かれました。
「まずは、専門の先生(精神科)に診てもらうことでしょう」と
答えましたが。
私の以前の仕事からか?ひきこもりの相談はよくされました。
でも難しい~です。
でもこれが、首の筋肉からくるのだとわかれば
少しは光が見えるのでは?
著者はお医者さんなので脳や首のMRIの検査などをするようです。
触診も。
この本の宣伝をしているつもりはないですが
友人に今日会うのでこの本を見せたいと思っています。
現実がこのとおりであることと、
息子さんが納得して行ってくれることを願っています。
余談ですが、体験談の中に、
「カイロプラクティックやマッサージに通ったけど
治らなくって云々」というところがありますが、
首を大切に思って施術をしているところもちゃんとあることを
知っていてほしいですね。
な~んてね。
wisteria
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