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2009年3月14日 (土)

「漢字と日本人」   高島俊男著   文春新書

我が家は父の職業柄

その当時としては本の多い家庭だった思います。



姉はおとなしく日本少年少女文学全集を読んでいる子どもでした。

(それが今は逆転し、飛び回っているのは姉。)



私はそれに反発したわけではないのですが

外で遊ぶ方が好きで遅く帰っては母によく怒られました。

(門限は5時でしたね~)



「知識なんてなにさ!」という感じ。



母に「あなたが机に向かっている時は、試験の前の日なのね~」と

よくいわれたものです。



く言えば、感性を大切に、

悪く言えば、いきあたりばったり・・・の私。



本の読まなさ具合に今しっぺ返しを受けています。



『知らないってこんなに困るのか~?』ってね。



この「漢字と日本人」という本を読み始めて

まさにまさに、又思ってしまいました。



図書館のID化の為、年末年始はお休みだったような気がします。



久しぶりの図書館。



配置が変わり何だかすっきりして

台の上に本を載せて(何冊でも)

読み取り機に図書カードを入れるとそれでオッケイ!!



すごい!!と感激していたら

隣の機械で小学生2,3人がさっさとやっている。



これまた、すごい!!と。(何に感激してる?)



そんな中何気なく借りてきた本なのです。

(高島俊男さんすみません)



この新書版に私の知りたかった事、

日本語と漢字と英語の関係が

とーっても読みやすく楽しく書いてあるのです。



もちろんこれらの成り立ち歴史も。



本の好きな人は、途中で止められず

風呂に入りながらとかトイレに持っていってでも読む

ということを聞きます。



そんな感じです。

本の苦手な私に時間がおしいと思わせてくれた本です。



いきあたりばったり人間の疑問を

次から次へと解決してくれました。



「知識なんて!」と言った自分を猛反省

そして、還暦をすぎても

知りたいことがあることに大感謝です。

         wisteria

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