「漢字と日本人」 高島俊男著 文春新書
我が家は父の職業柄
その当時としては本の多い家庭だった思います。
姉はおとなしく日本少年少女文学全集を読んでいる子どもでした。
(それが今は逆転し、飛び回っているのは姉。)
私はそれに反発したわけではないのですが
外で遊ぶ方が好きで遅く帰っては母によく怒られました。
(門限は5時でしたね~)
「知識なんてなにさ!」という感じ。
母に「あなたが机に向かっている時は、試験の前の日なのね~」と
よくいわれたものです。
よ
く言えば、感性を大切に、
悪く言えば、いきあたりばったり・・・の私。
本の読まなさ具合に今しっぺ返しを受けています。
『知らないってこんなに困るのか~?』ってね。
この「漢字と日本人」という本を読み始めて
まさにまさに、又思ってしまいました。
図書館のID化の為、年末年始はお休みだったような気がします。
久しぶりの図書館。
配置が変わり何だかすっきりして
台の上に本を載せて(何冊でも)
読み取り機に図書カードを入れるとそれでオッケイ!!
すごい!!と感激していたら
隣の機械で小学生2,3人がさっさとやっている。
これまた、すごい!!と。(何に感激してる?)
そんな中何気なく借りてきた本なのです。
(高島俊男さんすみません)
この新書版に私の知りたかった事、
日本語と漢字と英語の関係が
とーっても読みやすく楽しく書いてあるのです。
もちろんこれらの成り立ち歴史も。
本の好きな人は、途中で止められず
風呂に入りながらとかトイレに持っていってでも読む
ということを聞きます。
そんな感じです。
本の苦手な私に時間がおしいと思わせてくれた本です。
いきあたりばったり人間の疑問を
次から次へと解決してくれました。
「知識なんて!」と言った自分を猛反省
そして、還暦をすぎても
知りたいことがあることに大感謝です。
wisteria
最近のコメント