おばあちゃんの大きなカバン・・・2
大学生の頃、母のすぐ下の伯母と
山手線に乗っていた時、
前に立っていた女の人の
スカートの裾がほつれているのに気が付いた叔母は
ハンドバックから
安全ピンを出し彼女に差し上げたのでした。
最初びっくりして、その後嬉しそうに
受け取ってくれた彼女の顔を今でも覚えています。
脇に座っていた私、なんか恥ずかしくってね・・・
当時は、花も恥らう年頃でしたから・・・
知り合いのおばさんは
いつもビニール袋を小さくたたんで1,2枚持っていました。
うちの子供たちの食べ残しのお煎餅や飴などを
ちょこちょこっと出して
ちょこちょことしまってくれて・・・
若い頃は自分ひとりのことだけでよかったのでしょうね。
でも、母となり、その又母となると
自分の子、自分の孫のこと、
その又周りの人のことまで考えるのでしょうね。
これをおせっかいというかそれとも迷惑と思うかは
受ける側の心のあり場所にかかわっているような気がします。
wisteria
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