おとうさんといっしょ
おとといはクッキーの誕生日でした。
私 「○○に行ってお祝いする?」
クッキー 「うーん、家でゆっくりしたい。」
私 「△△が買ってあるからそれで?」
クッキー 「じゃー東急で××を買い足して・・・」
商談成立。
(クッキーが好きな食材を買って自分で作るという暗黙の了解が)
その日は、「風のガーデン」の最終回でした。
家に帰り着き、洗濯物を入れるとドラマが始まりました。
緒方拳の父と中井貴一の息子のやりとりが。
テレビの前に座りすっかりその世界に。
台所では、ことこと、かたこと・・・
35年前、嫁に行った時、
クッキーの父親に連れられて市場に
買出しに行った事を思い出しました。
その日は父の誕生日でした。
鯛を一匹買ってきて頭は潮汁に
後はおさしみや煮物に。
私はこの父から魚のさばき方を教わりました。
わが子たちの離乳食は鯛や甘鯛でした。
父が三枚に下ろしたのを
クッキーによく持たせてくれました。
今思えばとっても贅沢だったですね。
私の父は、一緒に遊んでくれたり、
写真やビデオを沢山撮ってくれたり
あちこちに連れて行ってくれましたが、
料理はまったく母任せでした。
だからびっくりしました、最初は。
クッキーの家族はみんな料理好き。
このサロンを始めたとき、
それまでは、健康器の販売の仕事で
全国を廻って年の半分も家にいない人が
この狭い世界(お店の中)でやっていけるかしら?
と本気で心配しました。
ある時それを聞いたら
「料理といっしょだよ。細かく注意深くやるのは
おもしろいよ」と。(o^-^o)
だから、ほっとしました。
刺身の盛り合わせとか、すき焼きの鉄板への入れ方とかは
見事です。
(着る物や部屋の飾りつけなどのセンスは、まったくないのに・・・)
なにやら楽しそうに作っているのを聞きながら
『自分の誕生日に料理するなんてお父さんと一緒じゃない?』
な~んか似てきたな~と思ったのでした。フフフ。
wisteria
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