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リフレクソロジーの歴史・・・②

リフレクソロジジーの歴史①では、

「ウイリアム・フィッツジェラルド博士~ユーニス・イングハム、

~ヘディ・マザフレ~若石神父」というリフレクソロジーの

歴史の流れを書きましたが、以前、同じ内容のことを明生館塾の

武田塾長のブログ「亜美之介のツボ探検」にコメントしました。

その時の武田塾長のブログの内容を紹介します。

「0729.htm」をダウンロード

 

現、近代のリフレクソロジーはアメリカで生まれ、ヨーロッパに

伝わり、台湾を経て東洋に広まった。

台湾式、中国式と言われている東洋のリフレクソロジーも、

東洋で生まれたものではなく、アメリカにそのルーツがある。

しかし東洋医学の影響は受けていたのである。

生みの母ユーニス・イングハムが影響を受けたその人だ。

 

1998年11月4日、今からちょうど10年前に

フレグランスジャーナル社のcreabeaux編集部主催の

セミナーが日本で開かれた。(セミナーの小冊子が私の手元にある)

セミナーのタイトルは「リフレクソロジーの実際知識」、

講師は、アン・ギランダース女史だった。

                                    Bsr_an

アン・ギランダース女史は、1965年より医療秘書として勤務した後、

1973年、兄トニー・ポーター氏の影響を受け、

兄が学んでいたフロリダの国際リフレクソロジー学院

(インターナショナル・インスティチュート・オブ・リフレクソロジー)で学んだ。

近代リフレクソロジーの創始者ユーニス・イングハム女史の甥

ドワイト・バイヤーズ氏とともに研鑽をつみ、

兄とともに国際リフレクソロジー学院の教師として働いた。

1979年、学院から指導者の任命を受け、イギリス連邦サイドの責任者として、

ロンドン、マンチェスター、スイス、パリ、イスラエルなどに

トレーニング・スクールを設立した。

1986年にブリティッシュ・スクール・オブ・リフレクソロジーを創設、

講演当時は校長であった。

著書に「Reflexology,the Ancient Answers to Modern Ailments」

     「Reflexology-The Theory &Practice」

     「Reflexology Step-by-Step]   他

 

日本での講演で、

「リフレクソロジーの歴史の概要」というテーマの中で

以下のように述べている。

 

 『リフレクソロジーが脚光を浴びるようになったのは、1937年の事です。

物理療法士であったユーニス・イングハムの業績により、

リフレクソロジーは広く知られる補足医療となったのです。

ユーニスはアメリカのセント・ピーターズポロにあった整形外科の

大病院で物理療法士をしていましたが、あるとき漢方医のチームが

加わり、彼女にフット・チャートを示したのです。

それは今日我々が目にするものと同じようなものでした。

それらのチャートは非常に古いもので、羊皮紙に描かれており、

医師たちは、その図がいかにして、数世紀に渡って家族に代々

伝えられたかを語り、また、足は身体を反映する鏡であり、

身体のどこかに不調があると、足の関連部位が敏感に反応する

という考えを教えられながら育ってきたことを語ったのです。

足がいかに身体に反映しているかを知り、ユーニスは感動しました。

親指は頭を、足の外側は肩を、内側は背骨を反映している、という具合です。

医師たちは、身体のどこかに障害があると、

それに関連する足の部位に圧力を加えたときに、

敏感に反応すると説明しました。

それによって、不調の箇所を知ることができるのです。

敏感な部位を圧すことで、刺激が起こり、

身体は自動的に炎症や痛みを緩和させて、

神経および血液供給を促進し、身体機能を正常化させるのです。』

 

ユーニス・イングハムの直系のアン・ギランダース女史が、

講演でこのように述べているのである。

これは、イングハムから伝えられた真実に違いない。

 

「全てイングハムが独自に発見、発想しリフレクソロジーを確立した」

と述べてもいいような立場にあるギランダース女史や、

イングハム直系の人たちが歴史を歪曲しないで、正直に伝えているのである。

 

東洋医学との接点を持ったのは、

ヘディ・マザフレではなく、創始者イングハムである

 

 

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