食の安全
先日次男と話す機会がありました。
「あなたの会社は大丈夫なの」と私
「大丈夫過ぎるほど大丈夫」と次男
「???」の私
彼は食品メーカーに勤めています。
最近の諸々の事件のたびに
息子の会社は大丈夫かしらと思う母。
(ハハハと笑ってやって下さい。親ばかです。)
彼が言うには安全に注意すればするほど
商品の単価が高くなり、
他との商品競争に負けてしまうようです。
現場で売っていかなければいけない人間としては辛いでしょうね。
でも、と思うのです。
先日事故米が騒がれていた頃
2008年10月13日に12CHの月曜、10時からのカンブリア宮殿で
2007年11月26日の再放送がありました。
四年連続日本一に輝いた
上和田有機米組合(山形県)の
遠藤五一さんのお米つくりを紹介していました。
有機米作りの様子、売り込みの苦労などの話の後
会場の人に炊き立てがふるまわれ
皆感動の様子!!
そして、司会者が
司会者が幾らぐらいだと安全だといえますか?
と聞いたら、
「5kg6000円位」という答え。
会場から「ほー」というため息が。
そうしたら、遠藤さんがおもしろいことを言われたのです。
「お米 10kg 10、000円として
1kg で1、000円
100g で100円です
お茶碗 一杯が50gですので 50円ということになります。」
会場及び司会者の村上龍たちが「ほー」と
次はミネラルウォーターやコーヒーを例に。
「例えばコーヒー1杯350円だとすると
お茶碗7杯分食べられる事になります」と。
今度は私が「ほー」でした。
恥ずかしながら?5kg 2500円位の米を生協で買っていました。
安すぎるとも思わずこの位で充分だと思って。
同じ番組ですが、別の日にお米のことを扱った時に
あまり安いのはいろいろなものが混ざっていると言ってました。
主食を大切にしないと農家は作らなくなる。
というようなことも言ってました。
いままでずっと生協に入っているから大丈夫と思っていましたが
生協もね~。
ここのところちょっとね~
子ども達の小さい頃、30年ほど前の生協は
食の安全が売りでした。
ですからよその店、スーパーに比べて少し高めでした。
自分達の出資金で運営するので、
商品も自分達で検討し選ぶことができました。
そして時が流れ組織も大きくならざるを得ず
先日の餃子事件のようなことも起こったのでしょう。
私達も安い!安い!ばかりを求めず
作り手のことも考え、感じながら、
賢くならなきゃいけないと最近つくづく思います。
wisteria
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