教えるって?・・・・2
大人はとかく自分の苦手なことが
子供には得意であってほしいと願います。
数学の苦手な人は数学を。
運動神経の鈍い人は運動を。などなど。
私にもいっぱい心当たりがあります。
でもおととい書いたように
苦手な事は伝わらないような気がします。
人は無理やりさせられると
自分のものにならないような気がします。
料理の好きなお母さんからは
料理好きな子が育つと思います。
「見て」「やって」「自分のものにする」
これが日本が誇る職人のわざ!
(そんな大げさな???)
4、5年前もう一度リフレクソロジーを学ぼうと
明生館(http://meiseikan.com/)にお邪魔したとき、
スクールの片隅に参加させてもらったのですが、
しっかり、実技優先だったのです。
塾長自ら HAND TO HANDだったのです。
いわゆるマンツーマンってことでしょうか。
講義30分~40分位の後、
塾長が参加者(12~15名位)一人一人に
その日の課題を施術してくれます。
本物を体験してほしいという願いから)
最初に施術を受けた人は待っている人に
施術を受けながらバックアップするのです。
「そうそう、そんな感じ」とか「違うもっと×××」とか。
日常、施術者はお客様にこのことは望めませんものね。
お仲間だからこその忌憚のない意見が出ます。
それがとても有難い勉強なのです。
何年か前、
父が「医学部の先生と水産学部の先生は
生徒を怒鳴りつけて教えるんだよな~。
自分はとっても出来ないけど。でも
医学部と水産学部は命に関るところだから
悠長な事はやっていられないんだろうな。」
と言っていたのをふと思い出しました。
楽しいことが一番伝わると思っていますが
例外もあるのですね。
wisteria
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コメント
へぇ~、「医学部の先生と水産学部の先生は生徒を怒鳴りつけて教えているんだよな~・・・・・」ってお父様がおっしゃっていたんですか。興味深い話です。
現役の産婦人科医が書いている人気ブログ(ブログ大賞を獲ったんだじゃなかったかな)を読んだとき、外科系の教授は怒るとヤクザより怖いという趣旨のことが書いてありました。一度、外科系の教授同士がケンカしている現場にいちゃって、自分が怒られているわけじゃないのに、すくみあがってかたまってしまったとか。
手術場も船上も命がけっていうか、修羅場ですもんね。
我々癒し系は、ちょっと性格が違いますので、あまり気性の激しい人はいませんわね。良かった!
怒鳴るのも怒鳴られるのも嫌い!
(普通そうでしょうけど)
投稿: でじゃぶ | 2008年8月 9日 (土) 15時18分
父が白内障の手術をした時だった思います。父が持っていった紹介状は教授の恩師からの物で、執刀してくれたのは中堅の先生だったらしいのですが、教授も手術室で見守ってくれたのはいいのですが、頭の上を怒鳴り声が飛び交って、手術の痛みよりそちらの方に違和感を感じたことからの言葉だったと思い出してきました。
私も怒鳴るのも怒鳴られるのも苦手!
子供たちに手をあげたこともない。
これもコミュニケーションの方法を知らず知らずのうちに
親から学んでいたのでしょうね。
投稿: wisteria | 2008年8月 9日 (土) 16時32分