卒乳・・・いつがいいの?
しとしと静かにふる久しぶりの雨。
こんな日はとっておきのティータイム。
交感神経がお休みで副交感神経の
久しぶりのお出ましの日。
ところがどっこい子供のいる家は
そうはいきません。
彼らのエネルギーの行き場がなく
「お兄ちゃんがぶったー」
「ぼく、何もしてないよー」
「×××、何やってんの~お兄ちゃんでしょ。静かにしなさい!!」
とお母さんの声が一番うるさかったりして。
このブログの最初の頃に登場した彼、
お母さんが施術中はおとなしく私と遊んでいました。
時々、ふっと思い立ったようにお母さんのほっぺに
自分のぽっぺをくっつけに行って・・・、
そして又遊び始めます。
施術が終わったらご褒美のおっぱいタイム。
お腹がすいているわけでも、
のどが渇いているわけでもないでしょう。
お母さんにぺったりひっついていたいのです。
そんな時お母さんたちはちょっと恥ずかしそうに
「甘やかし過ぎでしょうか?」とおっしゃいます。
私はそうは思いません。
自分の経験や以前の仕事から見て
しっかり甘えた子のほうが自立が
スムーズだと思っています。
昔は「断乳」という言葉があって、
○○歳までにはおっぱいをやめさせましょう。
なんてね。
今も微妙にあるのかな?
あるとしたら、お母さん同士の競い合い?
オムツがとれた、とれない、離乳食を、たくさん食べる食べない、
はいはいした、まだ。歩いた、まだ、などなど。
いつもいつも競争。
自分もその渦の中にいましたものね。
だからよ~くわかります。
そんな時、母が「おむつをしている大人はいないしね~」
(今はいるかー)
かけっこで遅い息子に、はっぱをかけている私を見て
父が「泥棒が来たら、必死に逃げればいいからね。」と
ふっと力みを取ってくれました。
そういえば、息子は町内会のパンくい競争は一番だったのです。
その時は、まったくーと思いましたが
今となっては彼の方が人間らしかった。
いつ頃からか「あなたはどうしたいの?」と
子供たちに聞くようになっていたようです。
ある友人たちと子連れで旅行に行ったとき
友人に言われたのです。
「いつも○○君に聞くの?」と。
私も気が付いていなかったことなのですが、
思い起こせば父はいつも「wisteriaはどうしたい?」
と聞いていたなーと。
その当時はうるさいなーと思った時もありました。
でも、自分も気が付かないうちにしていたのですね。
だから、子供だからって、小さいからって
何もわかってないかと思ったら大間違い。
結構自分のことは考えてますよ。
そうだったんだーと
反省させられる事たくさんありますもの、私の方が。
決断しなきゃいけない節目節目で。
大人に比べて経験と知識がないので
それはしっかり補ってあげなければいけませんが。
だから、おっぱいをやめる時も
もういいよって言う時まで待っていてあげて
いいのじゃないでしょうか? wisteria
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