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2008年5月 2日 (金)

ハグ(抱きしめる)と足もみ

明日から、ゴールデンウィークの後半。

湧泉はしっかり営業します。(お盆も同じです)

その代わりといっては何ですが次の週に

お休みをいただきます。



さて、この4月に新しく1年生になった人、新入社員の人、

この連休で少しはほっ!!としているのではないでしょうか?

ほっとしているのは家族の方も同じ。



年明けから受験を戦い、気遣いし、晴れて入学し、

そして、父母会保護者会・・・

ほっとしたら何だか身体が変?と

湧泉に来られる方がいらっしゃいます。

皆さんよく、特に主婦の方が、

「何にもしていないのに疲れて・・・」

とおっしゃいます。



自分が主婦だったから言うわけではないですが、

主婦は大変です。

目に見える掃除・洗濯・買い物・食事作り・子供の世話は

あたりまえ、その上に旦那さま、子供、双方の親、 

そしてご近所つきあい等々の気遣い・・・



「男は外でもっと大変だー\(*`∧´)/」と言う声が。

そうです。そうです。

「男は外に7人の敵がいる」と言います。

その通りです。

だからと言って内にいるものが気が楽かと言うと

そうではないと思っています。



主婦は接着剤?マネージャーではないでしょうか?

家族のいろいろを手伝ったり、しゃべらない父親と

娘の間に立ったりとか。



でも、大変なのは大人だけではないと思います。

お父さんたちは、仕事の帰りに居酒屋でいっぱい飲んで

その日の憂さを晴らすことが出来るでしょう。

お母さんたちも昼間のファミレスでランチとおしゃべりが。



でも、子供たちはどうなのでしょう?

どこに居場所が?



息子たちが高校生の頃の15、6年前に

高校の先生がこんなことをおっしゃいました。

「お母さんたちは子供が勉強しないと言うことばかり言いますが、

子供さんの試験のプリント解けますか?

そして、今の子達の心の中がわかりますか?

明るくきゃーきゃーしてますが、いつもいつも周りに

気を使っての仮面の明るさなのですよ。

だから、せめて家庭ではのんびりさせて下さい。」

と言われました。



10歳前後の反抗期から私も試行錯誤でした。

あんなに「お母さん、お母さん」だったのが、

何か言っても「う~」とか「あ~」とかになるのですから。

親だって戸惑います。

(発達心理学的に言いますと、子供は子供で自己を確立する為の

超大切な時期なのですが。)



コミュニケーションをどうとるか?

悩みますねー



日本人は親子間の身体接触をあまりしませんよね。

欧米人はHUG(ハグ・・・抱き合う、頬をつける) 

と言う習慣がありますが。

耳かきなんて習慣が昔はあったような気がしますが。



何か聞いても「別に~」とか「う~」とか「あ~」

とかしか言わなくなった時 「足もみ」はお薦めです。

足ならお互い照れずに出来ますし、

心地良さにつられて「今日さ~、学校でさ~」と

話し出すのうけあいです。

その上子供の健康度がチェック出来るのですから。



これは子供の為であるというより

大人の精神安定のためといった方がいいかも知れません。



私もこれにはずいぶん助けられました。



去年、明生館の講座のオブザーバーに参加した時

生徒さんが「うちの子ほとんどしゃべらなくなって・・・」と。

そこで「足揉んであげている?」と聞いたら

「大きな足だ出すんですよー」と。

これなら安心!と思いました。



お客さんともこういう話をよくします。

「『揉んでー』と言われたらいやがらずに

揉んであげて下さいね」と。



揉み方がわからなかったら、お教えします。

素敵なテキストとわかりやすいDVDもありますし。

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